欲しい、と思って探したけどなかなか見つからなくてあきらめたものが数年たって思いがけない状況で見つかったときは、「やった!」という嬉しさの感情は無く、「えっ、なに?」という驚きしかでない。

ということを先日経験した。

取引先が移転した時、登録しているマスターの内容を変更するが、その際、取引先のホームページを確認する。

この日も、住所を変更する予定の取引先のホームページをみた。
そのなかにある沿革をみたら以前勤務していた会社名が出てきた。
しかも沿革の一番最初に。
つまり、この会社、私が勤めていた会社の存続会社だった。

私が以前勤めていた会社は、私が退社した数年後に吸収合併され、その会社も一部事業を別会社に譲渡した、ということまでは以前調べた時にわかった。
ただ、この段階でもとの会社は影も形も無い状態でそれ以上のことはわからなかったしそれ以上調べようとは思わなかった。

それから10年以上たって以前勤めていた会社の名前が目の前に現れるなんて。
驚き以外の感情は出てこなかった。

驚きが収まったら今度は今回の偶然が嬉しくなった。
そして、得した気持ちになった。

こんな偶然だったらいつでもいいな。
とはいっても、たまにだから偶然なのか(^o^)