空や雲や水の表現が格別だった。
お大げさではなく、とても自然なんだけど、当たり前のものが特別なもののように感じた。

主人公の帆高と陽菜や凪との出会いはそれぞれが年が近いということもあり、安心できたり逆に緊張したり、それぞれの言動に感心したり、行動する大切さを身につけたりと成長するきっかけになったと思う。

そのなかでとても重大な決断をすることになるけど、その結果の大きさには驚いてしまった。
しかも、その影響の大きさの割にはさらっと描かれていて拍子抜けというか心配しすぎだったのかなと思えてしまった。
そうはいっても、帆高にとってはとても重大なことであの判断は間違っていたんじゃないか気にやむ程の影響だったと思う。
その帆高にたいし、立花さんと須賀の言葉は、強がりでも励ましの言葉でもなく本音のもので帆高の悩みを減らし背中を押すのに充分な言葉だった。

そのあとの陽菜とのシーンは、それまでの帆高の悩みが解消され帆高自身がようやく納得できると思わせるような感動的なものだった。
この映画一番のシーンの気がする。
ラストシーンだから当然かな(^_^)

面白かった。
見て良かった。
そういう作品だった(^_^)