『世界を繋ぐ方法』
yataPro
アトリエファンファーレ高円寺
芝居の面白さと舞台の大きさは関係ない、ということを実感した作品でした。
出演者は3人で小さい舞台。
又、この作品が描いているのは小さい世界です。
しかし、その小さい世界の話に心揺さぶられました。
最初、タイトルと内容が結びつきませんでした。
しかし、あるセリフからそれが結びつきました。
このセリフの想いに感動しました。
出演者の方々は役柄がよく伝わりました。
それだけ自然に役になりきっていたように思います。
ダメな兄のな中島正平を演じる近江谷さん、
優秀な弟 隆を演じる大内厚雄さん、
そして、明るく世話焼きの岸部柚子を演じる高橋由美子さん。
一人ひとり素晴らしいものでした。
三人の中で高橋さんが話を動かしている感じでした。
高橋さんをきっかけに兄弟が動き、気持ちを伝えることになります。
そういう役柄を高橋さんは見事に演じていました。
そして、ラストシーンの高橋さんには驚いてしまいました。
まさかこういうシーンが待っているとは。
観に来た甲斐がありました(^^)
派手さはないけど、心に残る作品でした。
楽しめました(^O^)