『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』

キャラメルボックス・アラカルト

サンシャイン劇場


今年最後の観劇でした。


なのになぜ泣ける作品で締めることになるのか。

いくら気持の好い作品だったとはいえ、こんなに泣かせなくても(-_-;)


宮沢賢治の『ペンネンノルデの伝記』をモチーフにした作品ですが、賢治の作品と本編とがうまく絡んでいました。

このシーンはあのシーンと同じで、

ここはあれと同じだからきっとこうかな?

というにやにやできるシーンがいくつかあって楽しめました。


この作品で印象に残るシーンは、後半の鍜治本さん演じる亮二と多田さん演じる恭一のシーンです。

これは涙が止まらなくて困ってしまいました。

素晴らしいセリフ、泣くなというのが無理でした。


それと、ラストでの亮二と岡内さん演じる明音のシーン。

ほのぼのして笑える楽しいものでした。

この作品の中で一番微笑ましいものでした。


こうやって感想を書いたけど、

泣ける作品で一年を終わるのもいいものかもしれない、と思える作品でした(^O^)