演劇集団キャラメルボックス 『夏への扉』 ル テアトル銀座
原作を読んだとき、うまく収められるのかな?と感じました。
それは、時間や場所が色々変わったり登場人物が多いからです。
ところが、観てみたらそのような心配は不要でした。
原作のストーリーを変えることなく、そして、ただなぞるだけでは無く、メリハリが効いて内容の濃いものになっていました。
ダニーとリッキイのシーンは涙ぐんでしまいました。
小説と違い、動きがある芝居だと作品の印象が違うものでした。
わかりやすく、しかも感情的なものでした。
だから、涙ぐんでしまったんでしょう(^_^;)
主役のダニエル役の畑中さんは出ずっぱりで大変だったと思います。
しかし、他の方も複数の役をやったりとやっぱり大変だったと思います。
ピート役の筒井さんの最初の登場シーンには驚かされました。(観客皆が(^^))
どのような登場シーンかは気になる人は実際に観に行ってください。
原作を読んで、どのようなシーンにするのか楽しみだったところがありました。
ダニーがサットン夫妻と初めて会うシーンです。
舞台にしにくいシーンなのはわかりますが、ちょっと不満の残るものでした(-"-)
カーテンコールで實川さんが挨拶していましたが、緊張しているのが良くわかりました。
「初めまして、實川と言います」というくらいですから(^^)
この作品がDVDになら無いのは残念です。
というわけではないのですが、
又、観に行きます。
そして、楽しんできます(^O^)