『3分間の女の一生』 燐光群 座・高円寺
3分間の絶対感覚を持った女性(竹下景子)。
その彼女の半生を描いた作品です。
この作品は、30シーンで構成されていますが、その全てのシーンが3分間で描かれています。
メインは竹下景子さんの話ですが、竹下景子さんとは関係のない物もあります。
しかし、それらは3分間に関する内容となっていていいアクセントのように感じられました。
1シーン3分というと煩わしいかと思いましたが、セットの変化や色々なストーリーを織り交ぜる事で煩わしさは感じませんでした。
竹下景子さんの話は、最初は狭い中での話しかと思いました。
しかし、段々と話が広がっていき、そして最後は・・・
意外な結末ですが、それまでの話が伏線になっていて胸が熱くなりました。
全てのシーンが3分間で構成、という意外な作品でしたが、特殊な感じもわかりにくい事もなく、楽しい時間が過ごせました(^^)