『バイ・バイ・ブラックバード』 演劇集団キャラメルボックス サンシャイン劇場
劇場に着き舞台を見て戸惑いました。
2種類の物だけが置いてあって、これでどのような話が始まるのか想像できなかったからです。
(2種類ですが2個ではありません。沢山あります)
しかし、始まってみるとこの2種類だけで見事に色々な場面を作っていました。
その中で、途中にあった全員出演のダンスシーン(?)は圧巻でした。
今回のセット、意外だったけどとても楽しめました(^^)
始まってしばらくしたら『スキップ』を思い出しました。
状況が似ていたから。
『スキップ』は孤独感があるのに対し、この作品は同じ境遇の仲間がいる、という違いはありましたがそれぞれ記憶を失う事に対する悩みや不安や悲しみや苦しみが描かれていました。
實川貴美子さんが主役の大内厚雄さん以上に話の中心にいたと思いますが(^^)、それによって悩みや不安がより強く描かれていたと思います。
實川さん演じるナツカの知りたい事は想像した通りでしたが、それは残念というよりも嬉しいものでした。
やっぱりこういうラストは気持ちの良いものです(^^)
何度も観たくなるような作品でした(^O^)