『路地恋花 1』 麻生みこと 講談社
京都のとある長屋に住むものを作る人達の恋の話です。
第1巻には5話入っています。
製本職人
銀細工職人
画家
作家
キャンドル作家
出てくる恋の話が絵と相まって淡い雰囲気を醸し出しています。
舞台が京都という事も関係していると思います。
(セリフのほとんどが京都弁です)
カバーも薄い物を使っていて表紙に書かれた花模様が透けているのも作品の雰囲気に合っています。
(見えにくいかもしれませんが、写真の一番左の女性の足元に映っています)
ここに描かれている恋の話は、燃え上がっている恋の話ではなく心に恋の火が灯った、そんな感じの話です。
読んでいてとても心地良い気分になります。
雑誌で初めて読んだ時に気に入り、単行本になるのを楽しみにしていました。
しかし、月刊誌なので中々単行本にならなくて・・・(-"-)
ようやく昨日発売になりました(^^)
待ってた甲斐がありました♪
ちなみに『路地恋花』は『ろぉじコイバナ』と読みます。