「おばかの法則」
「馬鹿にされてくやし~、腹立つ~」って思う人は、紛れもなくお馬鹿な人です。
僕たちは子供の頃に小学校の先生から、「人にバカって言う人は、バカな人です。」って教えられましたが、その意味までは教えて貰っていない様な気がします。
人を馬鹿にする人は何時も無意識に自分と他者の区別をして、相対的な評価をして、自分の価値を決めようとします。 言い換えますと自分に絶対的な自信がある人は、自分以外の他者と比較する必要性は全く無くなりますので、人を評価する必要性も無くなります。
次に「くやし~とか、腹立つ~」と云うのは、その方の感情です。
感情と云うものはその方の意識の持ち方と、その方に起る出来事によって発生する心の動きであり状態です。
相手方の態度や言動に不快感を感じる場合は、自分にも同じ様な意識とそう云った一面が有るからだと考えてみて下さい。
そうする事によって自分に起る事と出会う人は、全て有り難い気付きのプレゼントである事が分ります。
私は私にとってどんなに不利益を被っている人でも、絶対に自分から相手方を切る様な事はした事が有りませんし、今後もそのつもりです。
また、人から馬鹿にされないように頑張って勉強しようと思い、机上の勉強やセミナー等でその道の先輩の教えを乞う事ばかりすれば、残念ながら貴方は更に馬鹿に成ります。
何故ならそう云った勉強は知識の記憶であって、自らの経験によって得た知恵ではないからです。
なにも勉強するなと云っている訳では有りませんが、他者からの情報に盲信する事無く、あくまで参考の情報として取り扱い、自己の経験によって身に付けていくと良いと私は考えます。
信じる事と依存する事は、全く違う事なんですね。