社会見学ver.2
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華屋与兵衛 駒沢公園店

関東を中心に展開する“和食ファミリーレストラン”華屋与兵衛を
レポートします。

運営元は株式会社 華屋与兵衛と店舗名と同一です。
社員数は2005年末で正社員696名、従業員総数6,369名、
売上高は2006年(2月期)で226億円と
ファミレス御三家のデニーズ、すかいらーくグループ
(ジョナサン、バーミヤン、ガスト)、ロイヤルホストを相手に奮闘しております。
店舗数では東京、埼玉、神奈川の順に多く住宅地に多い感じを受けます。


その名のとおり“和食”という切り口で他のファミレスと差別化を図っています。
お寿司、うどん、釜飯など一般に言われる高級メニューを1000円~2000円で
味わうことができます。メニューとしては決して安くはありませんが、
ファミリーレストランの平均価格帯と比較すると満足度は高いと思います。

営業時間が深夜までやっていることもあり、飲食店が閉まり始める時間、
20:00~22:00頃が混むと思われます(推測)。

また、食事メインのファミレスのため軽食は取り扱っていますが
一人客は少なく、ほとんどが家族、年配のカップルで来店しています。
また、他店に比べ落ち着いた雰囲気で40代、50代が多く
趣向の違いがメニュー・店舗作りに出ているのを感じることができます。


メニューについてですが、個人的には非常に満足できる内容です。
ボリューム、味ともに特にはずれのものはありません。
また埼玉、神奈川の他店舗もよく利用しますが品質にあまり違いはありません。


ただし、社員をはじめとするアルバイトスタッフの応対が多少気になりました。
とりあえず運んで食べ終わったら下げる、といったセミセルフのような感じを受けました。


以上です。

VWあざみ野

色々とお世話になっている、フォルクスワーゲンのディーラーをレポートします。
場所は、東急東横線“あざみ野”駅から20分ぐらいのところにあります。
気のせいか、この近辺でVW車をとても多く見かけます。

1Fに新車ショールーム、2Fに商談スペース、隣に工場があります。
少し離れた所にVW、Audi認定中古車センターがあります。
確か昔はボークスあざみ野という名前でしたが、最近フォルクスワーゲン
あざみ野になったようです。


展示している台数は4台でした。Poro、Golf、Passat、Touranなど、展示車種の
価格帯は200~400万円の輸入車としては平均ラインで、高いモデルや
個性的なモデルは外されている印象を受けました。(シーズンの問題かもしれません)


担当していただいた営業さんは、あまりガツガツはしていませんでした。
色々と話を聞くと、最近同業他社より転職したということでした。
カーディーラーで働く営業マンの転職理由の多くは「スキルアップ」と
「収入アップ」が大きいようです。
またノルマについては、若干きついくらいだそうです。


直接の競合はプジョーとのことですが、近隣にはプジョーディーラーはなく、
車種の比較対象として意識している感じです。どちらも手頃な値段とブランド感が
東急がターゲットとする生活層と一致しているような感じを受けました。
隣にある“江田駅”にはメルセデス、BMWのディーラーがありますが、
車種のラインナップでまだ完全に競合していないので、意識はしていないように
思えました。

来店者は家族が多く見受けられます。特に土日についてはいつも盛況です。
夫婦では、女性がメインとなり説明を聞いているケースが多く見受けられました。
顧客ごとに特別すみ分けたサービスを提供している感じは受けませんでした。


車検等でいつもお世話になっていますが、メンテに関する説明はとても丁寧です。
また、対応も迅速でケースにより台車も手配してくれます。
ただ、メカニックの方がよく各工場をローテーションで異動するみたいなので
担当者がよく代わります。



以上です。

ナチュラルローソン 祐天寺店

東急東横線 祐天寺駅より「祐天寺」に向かって歩くと
駒沢通りとぶつかります。その角に新築の賃貸マンションが
昨日完成しその1Fにおもしろいテナントが入りましたのでご報告です。


ナチュラルローソンとは、飽和状態になり競争が激化するコンビニ業界で
「ローソン」が従来店舗との差別化を図るため、新コンセプトで立ち上げた
高級・高品質志向コンビニです。


以前自由が丘で見たときはぱっとしませんでしたが、マーケティング+テスト
を徹底しているのか祐天寺店はターゲットを完全に女性にセグメントとしております。

まず、店舗のスペースがそんなにも広くないにもかかわらず窓側(路面側)に
イートインを設置しています。

焼きたてパンやコーヒー、高級志向のお弁当はもちろんのこと、化粧品、
デザイナーズ文具など女性の好みをよく把握しています。
また、雑誌のスペースを背の高い什器を使い、比較的大きく扱っています。


カテゴリはもちろんのこと、商品個々のラインにはかなり気合を入れております。
万人受けする、というよりはゴーヤ、黒豆、くるみなどむしろマニアックな
スナックが多い印象を受けました。
美味しい「自然食」というイメージを上手く創っていると思います。
お茶、水に関しては10種類近く、パンに関しても同じぐらい揃えていました。


最後に価格ですが、スナック系に関しては水準より気持ち高いレベルです。
しかしコンビニ自体そんなにも安いものを選んで買うところではないので
高いという印象は受けませんでした。
1本700円するオレンジジュースや輸入ジャム、果実酢など成城石井を
想わせる高級なモノも取り扱っており、なかにはすでに在庫が僅少のものも
ありました。


以上です。

恵比寿アトレ

東京圏駅ビル開発株式会社が運営?するアトレ恵比寿についてのレポートです。


まずターゲットを明らかに20-30代のキャリアウーマンに絞っています。


特にアパレル・雑貨のテナントが多く、ネイル・ビューティサロンやコスメにも力をいれています。
家具やインテリアなど、ブランドものよりもセレクトショップが目立ちます。
個性的な商品の取り扱が多く、価格面ではべらぼうに高くないという印象です。
ソニプラ・無印・本屋という駅ビル3種の神器はもちろん押さえています。


レストランは10時頃まで、1Fの薬屋は8時から開店など、都心ならではのサービスがあり、
Visageなるフリーペーパー(ライフスタイル提案+ファッション系)も発行しています。

接客・サービスはテナントによってまちまちです。なのでアトレ自体を意識することはあまりありません。
また、お弁当など中食にも力を入れており、改札から野外への通路側にはイートインの少ない飲食店が目立ちます。
メニューもヘルシー系からきちんと惣菜までバリエーション豊かです。


最近急増する東急駅ビルとの比較ですが、一番の違いは「生鮮の有無」です。
アトレには生鮮などスーパーの要素は少なく、恵比寿というビジネス街に生活するターゲットの趣向や
ライフスタイルをよく研究しています。
生鮮として成城石井がありますが、ワインやチーズ、輸入品など特殊なものが多く価格訴求は基本していません。


また、恵比寿ガーデンプレイスが近く、平日は”仕事帰りの女性・共働きのカップル”がメインですが
休日は”恵比寿ガーデンプレイスのついで的なカップル・ファミリー”と客層が変化します。


以上です。

IKEA港北店

昨日話題のIKEA港北に行ってまいりました。ご報告です。


トイザラス、デオデオといまいち伸び悩むアメリカ式量販店ですが、
さすがにそこいらを研究しまくったのか、満を持して上陸といった感じを受けました。
まずカタログです。
郵送ではなく、ポスティングで各世帯に配布しております。
そしてどうやら「2LDK以上のマンション、一軒家」の多くに入っているみたいです。
(1L、1LDK中心のうちのマンションは入っていませんでした)
ターゲットは20-40の都市型ライフスタイルファミリーだと思われます。


店舗での仕組みといえば、まず2Fにショールーム的に商品を陳列、配置します。
そして1Fで組み立て前商品をぎっちり並べます。
ショールームでイメージをかき立て、倉庫でピックし購入する感じです。
レジはベルトコンベアーで自分で乗っけて清算し、しっかりした袋を購入(50円)して持ち帰ります。

この袋はサイズが横長直方体で便利です。


入り口に「私たちができること」「お客様ができること」というセルフサービスについての
エクスキューズがしっかりとしてあります。

ヨーロッパでデザインし(商品の売り場にデザインしたデザイナーが紹介されています!)、
世界規模で大量生産しているため、価格帯は非常に低めです。
100円未満のモノが多数あります。

品質はそれなりですが、デザインがモダンかつシンプルなものが多く若者受けしそうです。

平均客単は見ていたところ大体1万くらいです。


CEOが以前TVで「ライバルは日本の家具メーカーではない、ディズニーランドだ」といっていましたが
郊外に出店、店内にカフェやレストラン、大型駐車場といった施設をみると納得できる気がしました。
ちなみに今は(開店1週間くらい)超混んでました。


以上です。