今日は大切な方の追悼の集いでした。

戦争体験を語り継ぐ会のボス(Hさん)が、

今年2月14日に帰天されました。

 

シベリア抑留から舞鶴へ引揚られ、

舞鶴の引揚桟橋復元にも尽力され、

桟橋の記念碑にはお名前も刻まれています。

 

自分が今在るのは「人に銃を向け人を殺したからだ」

はっきりおっしゃっている方でした。

 

自分の人生に責任を持って生きておいでの方でした。

 

洗礼を受けられていたので、

カトリック教会の司式に則った「追悼の集い」で、

Hさんのリーダーシップのもとに、

さまざまな活動に携わる70名ほどが集いました。

BGMは教会関係の人たちによる生演奏、

プロとして活動している人たちによる讃美歌合唱、

養護施設の子どもたちもお焼香に来られました。

 

その人脈の広さは、

社会活動に費やされた思いの強さを表していました。

 

参列された皆さまの愛が詰まった、

とても優しく温かな集いでした。

忘れられない宝物になりました。

 

ご自分の魂の光を輝かせ、

人を愛し、世界を愛し、

弱き者たちを深い愛で包み、

戦友たちへの深い悔恨の思いにより、

愛と平和を未来の子どもたちに残したいと、

まっすぐに戦争反対を貫いていかれた人生でした。

そのような方にご縁をいただけたこと、

それは本当に幸せなことであり、

また、受け継ぐ責任を感じた時間でもありました。

 

今はまだ、戦友の皆さまとの再会に、

忙しい日々を過ごされていると思いますが、

Hさんの魂が光と愛に包まれ、

これからも楽しく幸せに過ごされていくことを、

心からお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

💗愛と感謝を込めて💗