私自身が子どもの頃から思い出多き山・・・御嶽山

突然の噴火に多くの命が犠牲になった。

山は生き物、、、とはいえ、人は共通して「まさか?!」を意識せずに暮らしてしまう。

「まさか?!」が起こらない人は誰もいないのに、にも関わらず、だからこそ生きていける、とも言えるのだけど。



濁河温泉からの登山ルート、子どもの頃に夜中の出発に眠くて眠くて、、、

それでも緊張しながら歩き始めて、四方八方から降り注いで星が落ちてくるかのような空に圧倒されて言葉が無かった。

そんな星空を子どもたちに見せたくて、連れて行った。

頂上まで行けなかったのだけど、神秘のエメラルドグリーンに輝く五の池、すでに枯れてしまった清水の場所(ペットボトルを満たせなかった)

そうよねぇ、30年も経っているんだから、山も変わっているんだなぁ、と実感しながらの登山だった。



ニュースを見た瞬間、山好きの人たちを思い浮かべる。

mixiのログイン時間を見たり、FBのつぶやきを見たり、ホッと安心して時を過ごす。

「生かされたこの命」と書かれている人もいる。



反面、理不尽にも命を落とした人たちのこと、ご家族のことを思うと心が痛む。

「娘が」、「息子が」、と言葉にしていくうちに涙が流れ、言葉にならなくなっていく親御さんを見ると、

やっぱり「神様なぜ?・・・」と問いかけたくなる。

自然相手に人は非力を感じ、無力を感じる。



どうか、早く帰宅できますように。。。せめて。。。と祈る。


親御さんの心が守られますように、辛い中でも温かさを感じていけますように、、、と祈る。