手術直後、手術室から出てきたときに父や妹の声が聞こえたが、その時自分が言った言葉は覚えています。


『痛い、、、痛い、、、』


覚醒は手術室でしますが、このときまだ麻酔が残っているので半覚醒。記憶はあまりありません。


ただ、術後の痛みだけは覚えています。


あ、先に言っておきますと、私は痛みには強そうですがとても弱いです。


なので話を半分に、いや、1/3に聞いてもらうといいと思います。


子供たちが手術室から出てくるときの動画を撮っていましたが全く覚えておらず、気づいたらICUに入っていました。


これから受けようとする方をビビらすつもりはありませんが、これからがとてつもなく苦しかったです。


まず両脇下に血液や膿などを抜くためにドレーンが入っており、これがあるせいなのか呼吸がしずらい。


傷跡はこのときは痛くありませんでしたが、どうしても切開したところの肋間神経などが傷ついているので、そこから繋がる神経全てが突っ張るので息をするたびにズキンズキンと激痛が走ります。


そうすると息が吸えない。吸うと激痛が走る。


そして挿管チューブの影響か全く声が出ないので、看護師さんを呼ぼうにも呼べない。


手を振ってなんとかアピールします。


看護師さんが気付いてくれ、どうしましたか?と聞かれるので、


『苦しい、、息が吸えない、、痛い、、痛い、、』


もう何時間もこればかり言っていました。


しかしこの病院は素晴らしいです。


少し我慢してくださいねーなどは絶対言わず、苦しい等の訴えの度に何かしらの処置や看護をしてくれました。


『息が吸えない、、苦しい、、、』などの時は体内の酸素飽和濃度が100%に近いのでちゃんと吸えていますよ、心配いりませんからね。などの声かけをしてくれたり、体位変換、痛み止めの追加など、医師を含めて都度対応してくれました。


疼痛には素早く対応してくれて、取り除いてくれます。


しかし正直言うと、息を吸うたびに襲う激痛で気絶したんじゃないと思うくらい何回も意識が飛びました。


でもそれは麻酔の影響で寝て起きての繰り返しだったのでしょうね、多分。


あ、そうそう。


痛みよりなにより私が一番懸念していたことを言っていませんでしたね。


それは、うん〇。


汚い話で申し訳ないですが、術後の動けないベット上でもしうん〇がしたくなったらどうしよう。


うちの看護師さんに聞くも、そんなことは全く気にしなくていいと言われますが、さすがに申し訳ない気持ちでいっぱいになるのでどうしようかと悩んでいました。


結局は出ませんでしたが、それは本当に良かったです。


話を戻しますが、苦しい、息が吸えないの繰り返しで、軽い窒息状態で20時間以上ベット上で苦しみました。


これ、私が痛み刺激に弱いからですので、あまりビビらないでいいと思います。


というのも、ここまで苦しく痛みが強いと数日は動けないんじゃない?と思われるでしょう。


違います。


術後の朝の話をしましょう。


あれだけ苦しい、息が吸えない、痛い痛いと言うのは朝も変わりません。


朝8時ごろ医師が来てくれてドレーンを抜くことになりました。


では座れますか?


痛みはありますが座れました。


お、大丈夫そうですね。では立ってみましょう。


あれだけ苦しいだの痛いだの言っていたから立てるわけないだろう、、、


立てました。


なんなく、ふらつきもなく立てました。


しばらく立って両肺野付近の中の血液等をドレーンで流します。


その後寝てドレーンを抜去しました。


少し癒着していたのか抜くとき痛かったですが、呼吸は少し楽になりました。


傷を縫ってしばらく座位で過ごします。


この時点で痛みはいくぶんマシになりました。


痛みや苦しみは術後の朝までですね。


その後は覚醒し、しばらく様子見で座っていました。


いやー、術後が12時ごろなので朝8時までなので20時間ほどはきつかったですね。


でも次の日の朝には立てるなんて、素晴らしい。


このあと、ちょっとした問題がありました。それは次回に書きます。