今後、フィットネス業界はどうなるのでしょうか?

今や、大手スポーツクラブでは、3月、4月で想定外の多くの退会者が出て、今年度は大きく減収の見込みとなっています。コロナ影響によって、存続が危ぶまれている業種は多くありますが、フィットネス業界も例外ではありません。

 

今回は、新型コロナウィルスがフィットネス業界に与える影響を考察してみたいと思います。ああっ、読んでいる人にあまり有益な情報になりませんので悪しからず…てへぺろ。今回の記事は自身の頭の整理ですニコニコ

 

まずは、フィットネス業界が今年生き残る為の大きな減収ファクターの2つがこちらです。

 

①4月に入会がとれない…

フィットネス業界は、多くが「会員制」を導入しています。4月期首としている企業であれば、4月入会者数の売上は×12ヶ月の年度影響額となります。また、4月、5月は年度でも最も多くの入会が見込める時期でもあり、このタイミングでの休業は大打撃である事は容易に想定されます。単純に4月、5月の入会数の与える年度影響額は、年度会費売上の約40%を締める事になります。

 

②出てはいけない退会…

また、会員制事業は、入会-退会=在籍(売上)となり、入会1名=退会1名という売上等価が成り立ちます。業界としては、3月末は「けじめ退会」として、生活環境の区切りとして退会が増える時期ですが、4月、5月は「物事の始め」として退会は非常に少なくなる時期です。この時期に、想定外の休会、退会を出している事は、①と同じく年度減収につながる事になります。

 

業界人なら、当然の話として想定されるわけですが、大手であれば年間でこれを回収するのは容易な事ではありません。その中で、我々ができる事に何があるのか?

 

①休業中の会員へのフィットネスサービス提供

②会員復帰を促すサービス、施設の整備

③フィットネス難民となった方たちの受け皿の整備

④施設にとらわれないフィットネスサービスの構築

⑤従業員を繋ぎとめる職場環境の充実

 

上記5点について、ここでは具体的には触れません(うちのお店はこれに添って着々と進めています)が、これをしっかり成熟させて準備、展開できるかどうか、そして各実施の「タイミング」を見誤らない事が、最も肝要になってくると考えています。

 

偉そうな事言ってますが…ニヤリ

要するに、今、フィットネスを必要とされている方(会員+従業員)に、何を実践しているのか?だと考えています。それができるジムが生き残り(うちもそうありたい…)、そうでなければ淘汰される。その点において休業は言い訳にはならないのですからね…。

 

当たり前ですが、健康は継続が大切ですが、実際にトレーニングできなくとも、その気持ちを繋げる事も大切です。1ヶ月、2ヶ月トレーニングできなくとも、トレーニングしてきたことは全く無駄にはなりませんので、ご安心ください。今は、ウィルスから体を守る術として「ステイホーム」を遵守しながら、健康のバトンをしっかり繋げていきましょうニコニコ