スポーツ界の伝説から成功マインドを学ぶ

スポーツ界の伝説から成功マインドを学ぶ

スポーツ界、野球界において歴史に名を刻んだ伝説の男たちの成功マインドを紹介します。

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王貞治氏は、そのバッティング、つまり一本足打法を会得するために、毎日実際の試合、練習が終わったあとさらに、当時のバッティングコーチであった荒川氏と打撃トレーニングではなく、畳の上で刀を振るトレーニングをしていました。

そのとき下半身に掛かるあまりの強力な力に、畳が何枚もボロボロになり、足からは大量に血が吹き出していた、と言います。

荒川氏は彼の努力について、
「普通の人では王の半分も努力出来ない」
と当時を振り返っていました。
それだけのことを言い切らせてしまう彼の努力とは、やはり見ててもとてつもないものであったのでしょう。

彼を見学に行ったチームメイトやコーチたちは、その練習風景を見ていて気がついたら正座をしていたそうです。
最初はあぐらをかいて余裕を見せ付けていたそうですが、そのあまりの迫力に、圧倒されてしまったそうです。

当時彼は、非常に才能は感じるが荒削りなバッターで、そのバッティングはホームランどころか三振ばかりで、「三振王」の王であると揶揄されていたようです。
それが4年ほど続いたため、ファンももうそういう選手であるという見方をし始めていました。

これを言われて黙っている王氏ではありませんでした。
何とかしないといけないと、彼は死ぬ気の努力を決行する覚悟を決めるのです。

結果下半身の尋常でない粘りを身に付け、片足立ちしても全く崩れることのない、そして片足立ちした状態から最大限のヘッドスピードを可能にするバッティングの形を完成させました。


後に、王氏はこんな心に響く言葉を残しました。

「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのであれば、それはまだ、努力と呼べない」