来週開催されるミスワールド沖縄大会にて、形「セイサン」を演武させていただくことになりました。


ご都合のつく方は、ぜひ会場へお越しいただき、ご観覧いただければ幸いです。



演武いたします形は、琉球空手の代表的な古典形 「セイサン(十三)」です。


「十三」という名の由来には様々な説がありますが、私はこの形を、完成に至る一歩手前の姿として捉えています。


旧暦十五夜の満月が完全な円であるならば、十三夜は満月を目前にした、美しく、なお成長を続ける月です。


武道もまた同じです。


黒帯を締めたから完成ではありません。そこから再び基本に立ち返り、柔と剛、静と動、力と調和を磨き続ける――それが終わりのない武道の道であると考えています。


かつて沖縄では、空手は人知れず受け継がれ、夜、月明かりを頼りに稽古を重ねたと語り継がれています。その精神は、現代に至るまで脈々と受け継がれています。


今回の演武は、世界大会へ挑戦する子どもたちへの願いを込めるとともに、沖縄から世界へ、空手の技だけでなく、その精神と文化をお届けしたいという思いで演武いたします。


どうぞ、古より受け継がれてきた「セイサン」の世界をご覧ください。