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マリーン BigFight

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タイのバンコク経由でいったんエチオピアへ行き、エチオピアからイスラエル・テルアビブ空港へ。初めてテルアビブ空港に降り立った時には本当に不思議な感じがしました。
 
というのも、私は70年安保闘争のころ京都で学生生活をしていましたが、1972年5月のテルアビブ空港乱射事件以来、日本赤軍の名が心に衝撃的に焼き付いていました。そんな中、日本赤軍やブントの戦旗派らによる授業妨害や学内での内ゲバなどに何度も遭遇していたころに、高校時代のテルアビブ事件やその後の第4次中東戦争など世界の火薬庫と言われていた中東情勢に深刻な思いがあったからです。

入国審査の時パスポートにハンコを押せば今後そのパスポートではアラブ圏に入国できないとの事だったので、スタンプ押印を丁寧に断って、無事入国できたんですが、同じように断った友人は1時間以上足止めされてしまいました。この地はそのような複雑な事情を抱えた場所だということです。
 
国連で解決する術のない中東問題の解決の道を探る思いでイスラエルに赴きましたが、その紛争・戦争の根となっているのは何かというのを目の当たりにしたのがエルサレムを訪問した時でした。聖地の中にユダヤ教、キリスト教、イスラム教の壁が厳然と横たわっていたからです。この壁さえなくなればイスラエルに平和が訪れるだろうと実感しました。
平和大行進のフィナーレを飾るインディペンデンスパークでの大会は本当に感激的でした。イスラームの指導者、ユダヤ教の指導者、キリスト教の指導者達がお互いに過去を悔い改め和解し、涙の抱擁をしたからです。本当に歴史的な出来事でした。
 
エルサレム観光はキリスト教の聖地、ユダヤ教の聖地(嘆きの壁)、イスラム教の聖地(黄金ドーム)を巡る。厳しいボデイチェックを無事通過して全体を観光しました。
エルサレムは本当に美しい町です。
また、ガリラヤ湖から死海に注ぐヨルダン川を巡り、キブツ、クムランの遺跡(死海文書出土で知られる)、マサダの要塞を観光。悲しくも、哀れなイスラエルの民族の悲劇の歴史を知りました。また、ホロコーストの記念館ではユダヤ民族の迫害と虐殺の歴史を多くの写真で目の当たりにして、真の世界平和を祈らざるを得ませんでした。
本当にいろんなことを考えさせられたツアーでした。
 
また、イスラエルは果物や野菜が本当に美味しいところでした。とくに柿は絶品でした。よく洗って皮ごと食べて本当に美味しかったです。路地を歩くと生ジュースの屋台があって、とくにざくろジュースが本当に美味しかったです。
ただスーパーマケットに入店する際に列を作って、銃を持った軍人らしき人たちによる厳重なボデーチェックがあるのが面倒でした。店を出る時はレシートを機械に通すか人に見せるかしなければ出店できなかったのも、イスラエルの深刻な事情を物語っていたように感じました。帰国の時はテルアビブ空港で自爆テロがあり一時はどうなることかと思いましたが、バスガイドの話では自爆テロはイスラエルでは日本の交通事故みたいなものでそう珍しくないとのことでした。「自爆テロに会う人は運が悪かったんです」という表現をしていました。旅の最後まで劇的でスリリングな期間でした。…シャローム。