「将来の夢なんて、今すぐ叶えろ」ーこれは、かの有名なライブドアを設立した実業家の堀江貴文さんの著書の言葉です。
皆さんには学生の頃に抱いていた夢や今やりたことはありませんか? かつての僕もそうでした。なんとなく、大学で授業を受けて、なんとなく友人たちと一緒に就活をして。それで、なんとなく自分の志望する会社に入社する。
これは多くの人が当たり前にこなしてきたことですし、何も悪いことでもありません。むしろ、誠実に会社に仕える忠誠心や誠実さがあるとも感じられます。以前の僕もそうでした。 なんとなく行きたい会社に入社して、数年したらキャリアアップのために資格を取って、転職する。そこでまた昇進して、その勢いとキャリアと知識で起業して、自分の会社を立てる!
そんな風に、21歳の僕は自分の人生を設計していました。しかし、それは本来自分が出来ることややらなくてはいけないことから逃げていただけなんだ、と言うことに気付かされます。
ボーダフォンジャパンを買収し、第3のキャリアとして携帯事業産業に参入した孫正義は、24歳の時に今のソフトバンクを創業しています。また、日本の通販サイトの最大手の楽天を創業した三木谷浩史は、31歳の時に起業しています。あるいは、今のアベマTVを創設した藤田晋は、わずか26歳で株式を上場しています。これは当時の最年少記録となる、上場社長です。
つまり、何か事を成すためには年齢やそれまでの経験など関係ないのです。勿論、社会に出て色々な経験をし、色々な人と知り合い、色々な技能を身に付けなくてはいけないのは事実です。しかし、それらを得るために社会に出るまでのらりくらりと先延ばしにして、あえて猶予を設けることが問題なのです。
だからこそ、その時の僕には堀江貴文さんの、「将来の夢なんて、今すぐ叶えろ」と言う言葉が胸に刺さって、消えなかったのです。