臨時議会終わる
甲府市議会は11月1日臨時議会が招集され、提出された議案のうち国家賠償法による損害賠償請求事件の控訴の是非を問う議案、その必要経費を計上した補正予算等が提案され、このうち控訴事案は不当にも否決され、関連した予算の修正動議が出され、訴訟費用等を削除した修正予算案が提案可決された。 議員も異常とも思える同調圧力に押された発言が相次いだ。 確かに不幸な事件だったことは否めず、心から哀悼の意を表したい。 しかしながら我々は市議会議員である。感情に流されず客観的冷静に法律条例に従って判断しなければならない。 ところが、新聞報道によると、「市のイメージが悪くなり、ブラック職場と」誤解される、とか、「一人の職員が・・・心ある判断を」 これ以上長引かせると遅延損害額がかさむ、「新たな証拠」が出ない限り敗訴は目に見えているから(やめろ)といった、市議たちの発言が載っている。 この市議たちは1審ですべて結論が出ているという「間違った考え」にとらわれ、だから控訴せず謝罪せよと一方的に迫った。 しかしながら、当該職員をサポートし、懸命に不幸な結果が出ないように努力してきた職員の存在は一切無視され、また、あらかじめ、パソコン開閉時間だけで即拘束時間という実に不可思議な認定をしていること、プライベートな点等一切裁判所は考慮せず、結果、かような全面敗訴の結論となっている。 国立大学の法学部を卒業し訴訟についての知識も持ち合わせている私の目からは、裁判官の心証形成は納得できない点が多々ある。 日本は3審制で、2審までは事実関係を争うことが出来る故、私は上級審の判断を仰ぐべし、と議案に賛成した。 この私の判断に対して、なぜ公明党は賛成したのか、いってくる人がいたが、あまりにも偏向している判決に対して、税金を預かる身として妥当な判断をしただけである。 感情に流されて法的に認められている控訴の機会を議会が奪っていいはずがない。 今回の件をつうじて、考えるところがある、週明けにアクションを起こす予定である。