🍍aloha🤙🏽


第十弾「お宅の教育方針は!?」


「ハワイに移住します!」

相手 「やっぱり英語を学ばせるため?」

「ん~~~ハワイが好きだから!」

相手 「・・・」

「あ!もちろん英語を学んで欲しいね^^;」

相手 「・・・お宅の教育方針は?」

「放任主義・・・^^;」



結構、教育方針は?と聞かれることが多かったのは事実です。

英語を幼少期から学ばせるため?ともよく聞かれました。


そこで、私が育った環境です^_^


私の両親は共働きで、私のことは全くの放任主義でした。

ある時、小学校から「両親の意識調査」みたいなアンケートが配られて、母と2人で考えながら書いたことがあります。

結果として、オール放任主義でした!

全く反対の回答は「過保護」でした。

最後にコメント欄があって、そこに母が「私たちは共働きで、子どもたちの勉強や遊びに付き合ってあげられません。かわいそうだと思っています。」と書いていました。

最初は笑って「放任主義」に印をしていた母ですが、最後には「ゴメンね。悪いお母さんだね」と言っていました。

家族のため、自分たちの仕事を、文句も言わず、楽しみながら、一生懸命働き詰める、素晴らしい母と父です。

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父85歳、母83歳がハワイに遊びに来てくれました^_^

私の根底にはそんな父と母の姿があるのです。

だから私には教育方針なんて大それたものはなく、その子がやりたい事が一番で、それを頑張れば良いと思っています。


母からは「絶対に兄姉に迷惑の掛かる事だけはしてはいけない」と言われていました。

人に道を外すな!と言う当たり前の事ですが、中学生の思春期の時には、タバコや酒をカッコいいと思って飲んでいる友人もいました。

よく勧められて、タバコを吸わないと先輩に殴られる事もありました。


それでも、父や母が一生懸命働き、悪い事をすれば兄姉に迷惑を掛けると思い、自分なりの境界線を引いていました。



子どもたちにできる教育方針なんてものは、自分がしてきた事くらいしか伝えられないと思っています。

それ以上を望んでは、望みすぎです。


私ができるのは、学校に行かせてあげられること。

紙と鉛筆のような学習用具を揃えてあげること。

勉強したい!何かを学びたい!と言われた時に「頑張ってきなさい!」と言ってあげられること。

そのくらいです。



いまこうしてハワイにいて、子どもたちは英語漬けで過ごしています。

これはただ単に、親がハワイが好きだからと言うわがままに付き合わされているだけですね~^^;


しかし、そんな子どもたちを羨ましく思いこともあります。

日本語だけでは12千万人の友人しかできません。

英語が話せると、世界が友人になってくれます。

それは子どもたちの学校の集合写真を見れば分かります。

Japanese, American, Filipino, Chinese, Korea, African, Spanish, Thai

Yellow, White, Black

国も肌の色も違う子どもたちが一緒に学び、遊んでいるのです。

こんなに羨ましいことはありません。

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教室の様子。一年生からiPadで授業をします!


私の友人の息子さんが司法試験を受けたいと頑張っているそうです。

「鳶が鷹を産んだ」と友人は言っていましたが、それは全く違うと思います。

なぜならば、友人は素晴らしく明晰で、学び深く、そして愛され、慕われる人だからです。

そんな父親の背中を見ていた証拠だと思います^_^

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テレビ取材を受けた時の私の背中(右端)^_^

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大学の同級生の背中^_^

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小学校にお迎えに来ている軍人パパの背中^_^


親ができる事は、そんな姿を見せる事くらいなんでしょう。


と言うところで、今回は終わりたいと思います。


そして第十一弾

「英語は話せるんだ!」です。

ハハハ・・・^^;

全く話せません(_ _).o○