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『CHERRY BLOSSAMS』

更新しました☆-( ^-゚)v

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九州出身という彼女は、秋田美人ならぬ九州美人だ。



「よろしく!じゃ、教室行くか!」

「うん!」



南学習室の隣は10組。

少しばかり長く廊下を歩き、8組のドアが見えてきた。



「先生―!連れてきました!」

「おーありがとう!」



自分の席に座り、黒板の方を見る。



「先日こっちに引っ越してきた佐倉井だ。じゃ、佐倉井自己紹介してくれ!」

「はい…」



少し緊張した面持ちで、深呼吸した後、佐倉井は話し始めた。



「初めまして……佐倉井優芽です!よろしくお願いします!!



ペコリと彼女が礼したあと、一気に拍手が起きた。



「じゃー、佐倉井の席は…佐倉の隣だな!はい席着いてー」



俺は、指で右の席を指差し、「ここだよ」と教えた。

それに彼女は笑顔で応えた。



「じゃー次は、皆に自己紹介してもらうからなー。はい1番からなー」



俺の出席番号は20番。俺の知ってる奴と言えば、8番の太田陽だけだった。

陽とは、小学生の時から一緒で、野球もずっと一緒にやってきた。

もちろん今も、野球部として一緒に野球をしている。

陽のことは、良いライバル、良い仲間として尊敬している。



陽以外は知らない奴ばっかりだった。



「はい次―――佐倉だ!」



クラス中の視線が自分の方に来ている。

なんだか、記者会見をしている芸能人になった気分だ。



「え―――…佐倉玲です!野球部ですよろしくー」



その後も次々自己紹介をしていき、40人の自己紹介が終わった。

次は係決めだ。



「まずは…学級委員から!男子で誰かやりたい奴いるか―――?」



俺は絶対やんねー。

昔からよく学級委員をやってきていて、学級委員の辛さをよく知っている。



「玲、やれば?」



沈黙を破ったのは陽だった。



「玲、昔からそういうの好きだったじゃん?」

「お?そうなのか?じゃ、佐倉やれ。」



好きでやってたんじゃねーし!

ジャンケンで負けたから…ずっと…



「あのー拒否権ってありますか?」

「ねーよ。じゃ、次女子―――?」



まったく、すぐに流すんだからコイツ……



「誰もいないのか―――?うーん…じゃ、初仕事ってことで、佐倉井やってくれ!」

「え?」



佐倉井は、俺の方をチラッとみて、クスッと笑った。



「わかりました!やります!」

「おー、じゃよろしく!一回休み時間!」



よくやろうと思ったな…

慣れてんのか?俺と同類か?



「佐倉!佐倉井!ちょっと来てくれ―――!」

「はい!」



次はなんだ?

またパシリか?



「2人で仲良く、資料室にプリント取りに行ってくれ!」

「はい…」



佐倉井の方を見たら、しょうがないかという顔で返事をしていた。

誰でも思うよな?



「佐倉井さん、行こう?」

「ウメでいいよ?」



確かに、佐倉井さんとは呼びづらい。



「わかった!俺のこともレイって呼んで?」

「うん!」



校舎内の案内もついでにした。

資料室があるのは、A校舎の2階、北自習室の隣だ。

8組の教室があるのは、B校舎3階、南学習室側。



―――――遠い…



「ここだよ?」

「結構遠かったね…」



本当に遠い上に、資料室の机の上にあったのは…



「何このプリントの山!」

「うわー…重そう…」



そりゃな…女子の力じゃ重いよな…



「ウメはこっち持って?」

「でも、レイ…あたしの3倍ちかく持ってんじゃん!いいよいいよ…」



お前は女子だろ?

「男をなめんなよ!!いいからさっ!」



資料室からまた別の道を通って校舎案内しながら戻った。



〈キーンコーンカーンコーン…〉



「やべ!チャイム鳴っちまった!ウメ、走るよ!」

「うん!」



行きも帰りも遠かった。

この学校に近道はない。



「……もうッ無理―――!!



ウメが止まってしまった。



授業遅刻扱いになるよ!

やべ―――!!!!!



俺はウメが持ってたプリントを、自分の持ってたプリントの上に重ね、ウメの右手を引っ張った。



「行くぞ!」



女子の手を引っ張るなんて、思い切ったことをしたが、遅刻扱いの方が怖かったから無心で走り続けた。



見えた!見えたぞ!8組のドアが―――――!!!!!



〈ガラッ…〉



「せん…先生…持ってきました…」

「ありがとなー」



教卓の上にプリントを置き、席に戻る。



「おい玲!」



不意に陽が俺を呼ぶ。

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『CHERRY BLOSSAMS』

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CHERRY BLOSSAMS



春休みが終わり、一番楽しい時期、高校2年生の年になった。

新しいクラスメイトと初対面だ。



「おっはよー!」

「あ!元1組の人だ!!



確かに、合ってはいるが…



そういえば、担任は誰になるのだろうか。

俺の希望は俺が所属する野球部の顧問、河野だ。



河野にしてくれ……



〈キーンコーンカーンコーン…〉



チャイムとほぼ同時に教室のドアが開いた。

俺のクラスの担任が、教卓の前に立ち、自己紹介を始めた。



「2年8組担任の河野圭です。野球部顧問だ!1年間よろしく!!



よっしゃー!!今年1年天国だ!!

……しかし、この河野は、野球部ばっかりパシリにする奴だ。



「突然だが、佐倉!ちょっと来い」



佐倉?俺?



「佐倉玲!お前だ!」



やっぱり……



「うす!」



中央の道を通り、教卓の前に向かう。



「なんすか?」 

「南学習室に、転校生がいるから、連れてきてくれ!」



転校生?

あー、春だからな。



「わかりました!……あのー女子っすか?」



女子だと嬉しいな…

出会いの季節だし…



「行けば分かるから!…ってか、お前の隣の席が空いてんだからわかるだろう?」

「え?」



ゆっくり後ろを振り向き、自分の席の右側をみる。

教室に並んでいる机は縦6列。

俺の席は、窓側から3列目の1番後ろだ。

男女交互に並んでいる机たち…



「女子―――――!!



久しぶりに雄叫びをあげた。



「いいから、早く行け!!



俺はスキップしながら、満面の笑みで学習室に向かった。



〈コンコン…〉



「失礼しまーす…?」

「…あ…はい…」



少しびっくりした様子で、俺のほうを向いた。

彼女の第一印象は、可愛いというより…

少し大人っぽい綺麗な子だった。



「えーっと…初めまして!佐倉玲です…隣の席なんだ!よろしくな!」



軽く自己紹介すると、彼女も席から立ち上がり、口を開いた。



「初めまして……佐倉井優芽です…この間まで九州にいたの…よろしく…」































































こんにちわ!


さっそくですが、私の期待の第一作目!←


タイトル『CHERRY BLOSSAMS』!


とりあえず、玲と優芽の出会いから、お楽しみください!


更新後には、きちんと知らせますからね★


では、第一幕←

『CHERRY BLOSSAMS』

お楽しみください(^O^)/


あ、①から順に見ていってください(・・。)ゞ

初めまして!GREEN★TEAです!

私は、小さいころから物語を考えるのが大好きで、気付いたらこのような形にまで発展していました(・・。)ゞ

ときどき、日記を挟むかもしれませんが、よろしくお願いしますね(^-^)/


ではでは、今日はこの辺で(°∀°)b

次回をお楽しみに☆彡