日々此れShow人

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音楽活動の予定や活動記録、仕事の事など、日々思う事などを書いています。

シンガポールに5日間の旅行に行って来ました。

随分前に出張で行った事がありましたが、家族連れで観光観光をしたのは今回が初めてでした。

旅行前や旅行中に計画を立てるにあたって色々と調べものをしましたが、検索でひっかかるのは旅行代理店などの大雑把な記事ばかりで、一番役立ったのは個人の方のブログ記事でした。
また、各種支払いやタクシーの事など、行ってみて分かった事も色々とありました。


という事で、これからシンガポール旅行へ行くという方、現地で関係情報を求めている方に向けて、役に立ちそうな旅行情報を何度かに分けて書いて行きたいと思います。

まず、出発前にやっておいて良かった事です。
 

1.入国審査関係
旅行代理店などに依頼している方は指示に従えば良いと思いますが、個人で行かれる方は以下の事を自身でやっておく必要があります。

・入国申請の書類のMy ICA Mobile(アプリストアにあります)をスマホにダウンロードします。
出国の3日前以降に情報入力する必要があります。

入力を終え、申告が通るとメールに入国証(バーコード付き)が送られてきます。印刷して紙を持って行き、シンガポール入国時に使用します。


シンガポールの入国審査は、自動読み取り機に、上記の入国証のバーコードとパスポートをかざしてカメラに顔を見せるだけで、全て自動審査されます。
審査官もおらず、会話を交わす必要もありません。


・通関申告

CUSTOMS@SGというモバイルアプリをダウンロードし、出国前に入力しておきます。QRコードがメールに届きます。シンガポール入国時に使用します。
これも入国時にQRコードを機械にかざすだけで、自分の場合では荷物を開けられる事もなく通り過ぎました。

入国は、預けた荷物を待つ時間以外は、非常にスムーズで早く済みました。
 

2.支払い関係

日本企業のカードは、VISAやMasterと書かれていても全ての場所で使えるわけではない様です。
今回持って行ったのは楽天カード(VISA)で、殆どの場所で使えましたが、使えない場所が一か所だけありました。

マリーナベイサンズ・スカイパーク展望台のネット予約です。
後述しますが、次々と予約が埋まっていく中、ネット予約が出来ず、かなりイライラしました。

また、下記のスマホの支払いアプリとの連動についても注意が必要です。 

 

最強なのは、VISAやMasterが直接発行しているカードを手に入れておく事ですが、年会費がかかったりと面倒もあり、海外に沢山行く人しかおそらくメリットはないかもしれません。

以下は、今回、事前にやっておいた事、やっておけばよかったと後悔した事です。
 

1)スマートフォンにGoogleの「ウォレット」というアプリを入れておきました。
 普段使っているクレジットカードを登録しておくと、地下鉄(MRT)の乗り降りにとても便利です。自動改札にスマホをかざして入退場できます。
ただし地下鉄以外の他の場面では使えませんでした。(自分は前述のカードを登録していましたが、他のカードではどうなのかは試してみないと分かりません)
 買い物や観光で何度かスマホ支払いを試しましたが、殆ど受付けられず、結局カードを直接読み取らせて支払いました。


2)タクシー配車アプリ(Grab等)
 シンガポールでは、流しのタクシーを拾ったり、タクシー乗り場で気軽にタクシーに乗り込む事が殆どできません。
 現地では配車アプリでタクシーを手配する習慣があり、走っているタクシーや、タクシー乗り場にやって来るタクシーはすでに誰かに呼ばれているのです。
 今回自分は配車アプリを入れておかなかった事から、タクシーを諦める場面がありました。(ホテルではフロントに言えば呼んでくれます)
 アプリを入れておくと、アプリ上で支払いも済み、楽です。

3)旅行保険
 今回は幸いお世話にならずに済みましたが、シンガポールで医者にかかるととんでもない巨額を支払うハメになる様です。
 10年ほど前、香港での経験ですが、現地で気管支炎になり熱を出した事がありました。旅行会社の現地担当者に勧められた病院に行き、薬をもらい、吸入をして、2回通っただけで14万円も取られました。ボラれたわけではなく、他の国で無保険で医療にかかるという事はこういう事なのです。
 その時は旅行保険に入っていた事から、そのうちの10万円ほどが保険で戻って来ました。シンガポールでは、おそらくもっと取られると思います。健康に自信があっても、現地では暑いなか体を酷使しますので、旅行保険は必須だと思います。
 

3.持っていくと良い物

現地での服装は、Tシャツ、薄手のパーカー、薄いテロテロの長ズボンでした。
日差しは強いので女性は日傘や薄い長そでは必要かと思います。

・レンタルWifi(またはそれに代わる現地ネット接続サービス)
レストランの注文(QRコードを読み取りスマホで注文)、タクシー配車、支払い、ショッピングモール等の施設図(日本の様に施設内に地図は掲示されておらずQRコードしか掲示されていません)、地図アプリなど、常にインターネットが必要です。
今回は無制限プランをレンタルして、ホテル以外ではずっとWifiの電源を入れっぱなしにしていました。
 

・折り畳み傘
晴れていても、突然曇り、スコール(大小に関わらず)が降る事が良くあります。
対外は短時間で過ぎ去りますが、予報は出来ないそうです。

・折り畳みの雨カッパ
ユニバーサルスタジオに行く場合は、小さく折りたためるビニール雨カッパはあると便利です。急流を下るアトラクションや、水をかぶる場面が何か所かあり、現地でもカッパは売っていますが、6ドル(660円)です。
自分は舐めていたところ全身ズブ濡れになり、ドライヤーに5ドル支払うも、服が乾かず、数時間不快な思いをしました。

その他は国内旅行と変わらず、自分は比較的軽装で行きました。

4.現金
今回、4日間の滞在用に2万円の現金を現地で両替えしましたが、現金が必要だったのは、ダウンタウンの夜市のフードコート(家族合計で3000円くらい)と、観光地にあった飲み物の旧式自動販売機(2ドル)、最終日にホテルに荷物を預けた際にボーイさんに渡したチップ(3ドル)だけでした。

タクシーを含めて、どこもカードやデジタル決済が基本です。
現金は仮に1週間滞在しても1万円もあれば十分だと思います。

というわけで、
今回は出発前にしておくべき事を書いてみました。
次回は、行った場所、それぞれについての知っておくと良い情報をお伝えしたいと思います。