夢の様な32年ぶりのUK来日ツアー
今日は最終日とあって期待も高まる。


会場は開演時間15分前なのに入り口には長蛇の列。


それを見た、通りすがりの
善良な一般ファミリーのお父さんが驚いたらしく、
今日のアーティストの表示を覗き込む。



Under construction


首をかしげてしばし考えてから奥さんに

「(UKって)知ってる?」
奥さんは「知らない」と即答(笑)

と短い会話を交わして、
2歳くらいの子供をつれて通りすぎて行った...


いくらスーパースターの夢の再来日とは言っても、
世の中の認識はこんなもんでしょう(笑)


しかし、会場に入るとテンションが異様に高い。


今日は満席で2階席と立ち見まで出る始末。


そして、

開始時間から10分程遅れSEと共にメンバーが登場。


SEのリズムに合わせてIn the dead of nightが始まり、
会場のボルテージも最高潮!


しかし、ボーカルが入った途端、一気にズッコケる(笑)


ジョン・ウェットンの調子がすこぶる悪いのだ。


声が全く出ていないし音程もヨレヨレ。


歌っている途中で声がひっくり返っちゃうし...

一気に会場のテンションダウン(笑)


ベースのキレも以前ハケットバンドで来日した時と比べたら雲泥の差。


手を怪我をしたとか手術をしたとか噂を聞いていたので、それはしょうがないか。


それでもジョブソンは気合入りまくりで、
演奏のキレも往年と変わらず。


意外とマルコ・ミンネマンおとなしめで、
ギターはホールズワースのコピーに徹していた感じ。


まあ、ドラムとギターは自分の色を出すわけには行かないでしょうね。


元々ミンネマンはテリー・ボジオから影響を受けたような
プレイをする人なので違和感はないのですが、
ブラフォード在籍時代の曲は叩きづらそうな感じ。


意外だったのがKing CrimsonのRedから2曲演奏した事。


StarlessとOne more red nightmare。


さすがにカッコよかった。


15日は、
CrimsonのBook of saturdayとBrufordのSahara of snow pert2を演奏したそうな。


これも聞きたかったなぁ。


帰り道、私の横を歩くお客さんが
「ウェットンの調子がどうであれ、このライブを見れただけでいい」と、彼の友人らしき人に言っていた


うん。そうだね。


PS
ウェットン先生、もし病気なら心配です。
もし飲み過ぎなら、もう少し節制して下さい(ToT)


アンコール後、ジョブソンが
See you next timeと言っていたので再来日期待します。



U.K.reunion tour 2011.4.18(mon)

セットリスト

01 In the dead of night
~By the light of day
~Presto vivace & reprise
02 Daneger money
03 Thirty years
04 Alaska
05 Time to kill
06 Starless
07 Carrying no cross
08 Drum solo
09 Violin solo
10 Never more
11 One more red nightmare
12 Ceasar's palace blues
13 The only thing she needs

アンコール

14 Randezvous 6:02
15 Nighit after night
16 Nothing to lose



Under construction

今日、東京では雪が降っています。

こんな日はこの曲を思い出します。

You Keep Snowin' / Johnny Louis & Char





こっちは1980年代の映像っぽいですね。
みんな若い。




相変わらず、リズム感、グルーブ感、いいなぁ。

特にJohnnyさんのタイトでグルーヴィーなドラム、
ムチャカッコイイ!


2月3日は新月だったそうです。



あちこちで瞑想会が開かれたり、



お願い事をしたりするのが聞かれますが、



私が新月と聞くと



いつも思い出す事のひとつに、



日本のジェネシスとも言われた



プログレッシブロックバンドの「新月」があります。







1979年のデビュー作にして唯一のアルバムは



ジャパニーズプログレッシブロックの金字塔。





代表曲「鬼」を初めて聴いた時には、



「朽ち掛けた天窓ふと見やると、そこにいたのは鬼」



と言う歌詞にやられました。




そして、曲のラストのハケットナイズされた



ギターのフレーズとメロトロンの洪水、



バックに聞こえる琴のようなシンセ。



まさに、日本でしか育めないサウンドですね。