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河上伸之輔 投資とビジネスの発想法

証券会社、M&Aコンサルティングファームに勤めながら、20代で資産1億円・月額家賃収入150万円を達成した、河上伸之輔が、投資とビジネスに必要な考え方を綴ります。

300万円で大家になって地方でブラブラ暮らす法
加藤ひろゆき ダイヤモンド社

 「鬼のような指値」で激安物件をさらに安く買う、北海道の加藤ひろゆきさん。中には100万円を下回る戸建もあり、ほぼ、現金で買っているそうです。

 僕は同じ、地方での不動産投資をしていますが、できるだけ長いローンを組んで一棟ものを買っていますので、投資スタイルは全く違いますね。

 でも、共通することは安く買うということ。安く買うために、粘り強く、たくさんの物件を見て、あきらめずに指値をすることです。都心・地方、木造・鉄骨・鉄筋コンクリート、現金・ローン、利回り重視・資産価値重視、不動産投資にはたくさんの種類がありますが、それぞれに成功している方がいます。自分にあった投資方法を見つけることが大事ですね。

 不動産投資で安定収入を得て、地方でぶらぶら暮らすというのはいいですよ。東京で5000万円もするマンションで窮屈に暮らすよりは、地方で2000万円の豪邸でゆったり暮らす方が幸せだと思う。河上伸之輔 投資とビジネスの発想法
日本崩壊 沈みゆくこの国から資産を守る方法
午堂登紀雄 あさ出版

 シナジースペースでセミナーもしていただいたことのある友人、午堂さんの新刊です。相変わらずすごいペースでの執筆です。

 「日本崩壊」、前作の日本脱出に続く過激なタイトルですが、前作の執筆から「早く日本を出ていけ」という反応があったそうです。でも、ちゃんと中身を読めば、本質が理解できるはずです。

 今までの「常識」は「非常識」に。そして、今まで「安心・安定」とされていたことが非常に「リスキー」な生き方となる。

 正社員でいれば大丈夫
 公務員なら安心
 職を得るのには高学歴が有利
 投資信託に任せておけばお金は増える
 生活は政府がなんとかしてくれる

 これらの「常識」は、すべて誰かが敷いたレールの上にあるもの。「常識」に沿った考え方をしている時点で、すでに誰かが創ったシステムの中に組み込まれているのです。しかし、そのレールの先は崖っぷちかもしれない。これからの時代、陳腐化した「常識」を信じるのではなく、自分の眼で見て、自分の頭で考えて、自分自身で判断することが必要です。

 これからの日本で生き残るために、大切な人を守る力を手に入れるために。

河上伸之輔 投資とビジネスの発想法
IPO 儲かるんや

 2012年の新規上場会社の初値が出揃いました。上場初値が公募価格を平均49%上回ったそうです。詳しくはこちら↓東京IPO
http://www.tokyoipo.com/top/iposche/index.php?j_e=J

 上昇率最大は、携帯ゲームのenish。初値は公募価格の3.1倍。

 僕が証券会社で東京にいた2004,5、6年くらいはIPOが超儲かりました。上場する会社も1年間で200社くらいありましたし、僕のお客さんでも30万円くらいの株が200万円になっちゃった方もいました。IPO目当ての口座開設が相次いでいましたね。

 あのころは社内規制で自分でIPOに申し込むことはできませんでしたが、これから挑戦してみようかな。