練習や試合で緊張してしまった経験はありませんか?どんなに頑張っても、思ったようにプレーできなかったり、プレッシャーに押しつぶされそうになったり…。そんな時に必要なのが「平常心」です。
令和6年9月と12月にけんぐん元気クラブで実施した「スポーツメンタル(強み)調査」から、子どもたちが緊張やプレッシャーへの対応力をもっと伸ばせる可能性が見えてきました。
その結果をもとに、「平常心を養うためのトレーニング」の方法を子どもたちに紹介しました。これから日々の練習に取り入れ、リラックスして自分の力を最大限発揮できるようになればと思います!
1. 深呼吸をしよう
緊張すると、息が浅く、早くなりがちです。深呼吸をすることで、心も体も落ち着きます。
《深呼吸のやり方》
①ゆっくりと鼻から4秒かけて息を吸います。
②そのまま息を2秒止めます。
③口から6秒かけてゆっくり、細く息を吐きます。
※これを3回繰り返すと、気持ちが落ち着いてきます!
2. ポジティブな言葉を使おう
試合や練習で、ミスした時やうまくいかなかった時、失敗して落ち込んだ時に、「ダメだ」「無理だ」「どうせ・・・だ」などと考えることがあるかもしれません。
でも、そんな時こそ、ポジティブな言葉で自分を励まそう!「次はきっとできる!」「まだがんばれる!」「もうちょっとだ!」「なんとかなる!」などのポジティブな言葉は、気持ちを強くしてくれます。
3. 小さな目標を持とう
大きな目標を持つことは大切ですが、小さな目標、ちょっと頑張れば達成しやすい目標を持つと、小さな成功を積み重ねられます。それにより、自信がつき、落ち着いてプレーできるようになります。
《例》「サーブを半分入れる」「レシーブを1本返す」「ラリーを3回続ける」「まずは当てるだけでOK」など
4. 失敗を次に活かそう!
みんなが完璧にプレーできるわけではありません。失敗や結果を悔やむより、その失敗を活かして、次にどうすれば良いかを考えましょう。「今度はもっと集中してみよう!」「次はしっかり準備しよう!」と思えば、気持ちが楽になります!
5. リラックスする時間を作ろう
毎日の練習や試合の合間に、リラックスしたり、リセットしたりする時間を持つことも大事です。一日の終わりに、「お風呂でゆっくりする」「好きな音楽を聴く」「好きな本を読む」「外で少し歩く」ことも良いでしょう。

