The Road Not Taken

The Road Not Taken

藤田晋社長に「ブログを書かないのはネット企業の社長としては致命的」と言われたので始めました。
起業の話、学び、情報、感じた事などを紹介していきます。
何年後かに振り返った時に本になる位の価値のあるものにしたいと思います。




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最近小池新知事が電車の総二階建てをして満員電車ゼロを目指す、って話が話題になってるけど、東京の満員電車はホント悪の根源の1つだと思う。今の家に引越してから20年ぶり位に15分位の満員電車通勤をしているが、周りの空気にはホントびっくりする。みんなイライラしてるし殺気立ってる。それぞれがそれなりにストレスを抱えてるのがすぐ解る。ここを何とかするだけで少なくとも東京の人の幸福度はかなり増えるんじゃないかな。総二階建てが答えではないと思うけど何とかして満員電車を解消して頂きたい。

又、今朝のテレビで日本の平均年収は他の先進国より低い、って言う話も話題になってた。これは文化的な所が大きいと思うけど結局は、生産性が低いって事と一緒なんだよな。「言われた事をそのままやれ」って言われてきた世代がそのまま下の世代にそのまま手足の様に動く人が優れていると教え込ませる。20代前半の新卒がハキハキ動いて何でも言われる前にやってくれるのは気持ちいいけど、それは俺も洗脳されてるのか、ふとと思ってしまう。

景気が上向きで何しても増収増益 ⇨ 言われた事をこなすだけ ⇨ 景気が悪くなりとにかく経費削減&投資しない ⇨ あまり新しい事を産まない ⇨ 失敗しない様なフェイルセーフの仕組みが沢山出来る ⇨ 生産性が低いけど作業量が増える ⇨ 残業増えるけど給料増えない ⇨ モチベーション上がらず生産性増えない

って言う悪循環なんだよな。こう言ったサイクルを打破するには大きな力が一気にサイクルを逆方向に持ってかなきゃいけない。きっと日本の労働者みんなが10%とかアウトプットを多くしたら全部解決する様な気がする。インプットで評価するのをやめて全部アウトプットで評価する様にするだけでそんくらいいくんじゃないかな。少ない時間だけ働いて、その代わりその時間はがっつり働く。多分ベンチャーとかはそんな感じになってるんだろうけど。

満員電車が解決する事で少しでもみんなのモチベーションが上がってこの悪循環に亀裂が入ると良いな。小池さん頑張って欲しい。
昔からやりたかった音楽ビジネスで最近大きなターニングポイントがあった。某親会社のビジコンで選ばれ、私のビジネスに投資してくれる事になった。投資と言ってもエクイティの投資では無く実際に投資するのは費用側の話、いわゆる社内ベンチャーってこと。

今まである程度プロダクトが出来てVCかエンジェルに投資してもらって…、と言う一般的な起業の流れを想定しながら、300万500万の投資を受けてもある程度人生のステージ的にもバーンレートが高くなってしまうなぁ、とも思ってた矢先だったので「これも何かの運かな」と考えここで進めることにした。きっとシードのVCの投資対象が10代20代が多いのはこう言う事もあるのか、と。

社内ベンチャーはキャッシュを気にしなくて良い代わりに色々制約が多い。高額な決済をする場合は稟議書も回さなきゃいけないし根回しも必要。一見もどかしそうに感じるかも知れないけど、金額的に1000万単位や億単位になる話なので、独立したシードベンチャーだったとしても資金調達のプレゼン(稟議書)をしなきゃいけない事を考えると大して変わらないのかも知れない。

どちらにしろ社内起業で一番必要だなと思う事は、社内文化ギリギリまで暴れ続ける読みと行動力、そして根気かな、と思う今日この頃。
何年か前のあすか会議で自分のやりたい事業を一緒にやってくれるひとが見つからない、と言う質問に当時ノボットの小林さんが「それは夢を語るんだよ」と回答してたのを覚えてる。

妙に共感して、そのあと比較的自分について来てくれる人がちょくちょく出てきてくれた。

最近はその自分のビジョンと言うか夢を他の人が共感してくれて熱を入れて語ってくれてることがよくある。本当嬉しい限り。

今までとなにが違ったのか考えてみたら、昔と比べて「本当に出来そう」になった感が強いのかな、と思う。

やっぱもっと結果を出してかなきゃいけないんだな。

アメブロと繋がるのかな。
良くシステムが解らないのでとりあえず投稿。
まぁアメブロはそんなに続かなかったので良いんだけど。


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またまた時間が空いてしまいました。
定期的にブログを書くと言うのも大変ですね。

今回は当たり前でみんな知ってる事なんだけど最近改めて感じた事を書いてみます。



まだまだ駆け出しですが、経営をすると言う事はどんどん意思決定をして行く事なんだなぁ、と最近感じ始めました。しかもかなり今後を大きく左右する事を決めなければいけない。当たり前ですが。なるほど、MBAってこうやって使うのかぁ~、と言った感じです。

じゃあ大きくなる会社はそんなに大きな意思決定をしまくって(しかも早く)間違った選択をしないのか?と言うとそんな訳はありません。彼らの違いは、間違った意思決定をしてしまっても、被害がまだ勉強代程度で済むくらいで方向転換をする、と言う事なんだと思います。そしてそれを自分の意思決定ノウハウとして行く訳なんですね。そしてその意思決定ノウハウが積まれすぎると失敗をしないシステムが出来上がり、意思決定が遅い大企業病の会社になって言ってしまう訳です。経験無いことはアドバンテージにもなり得る訳ですね。



また、サラリーマンの営業上の意思決定とベンチャー経営の意思決定も大きくちがいます。多分一番の違いは、リソースを考えるかどうか、と言う所だと思います。

カネで言えば、ある程度の企業では、100万円の発注をしようが10億円の発注をしようが、違いは部長決裁が社長決裁になる位で、結局決済者にその必要性をちゃんと説明出来るか、がポイントになります。ベンチャーだと通帳を見ながら切実にお金が減ってく上で大金を支払わなければならず、一つ一つの意思決定に重みがあります。

ヒトも考えなければいけないリソースです。営業力があるからって仕事バンバン取って来てもダメです。突然キャパオーバーになり、特にその案件が自分の会社のビジョンにあった事じゃなかったりなんかしたら悲惨なものです。その案件分の利益を調達した方が全然マシです。なのでキャッシュは必要で営業すれば案件は取れるのに受注しちゃダメ、と言う何とも言えないジレンマに陥る訳ですね。



いやぁ楽しいですね!まだまだこれからですが。
さぁて頑張ろ!

P.S.半蔵門~麹町のビアバーでアルバイト募集中です。
ご興味がある方はご連絡下さい。
少し前になりますが二つの大きなイベントに参加しました。
時間空いてしまってますが、Takeawayを共有したいと思います。

まず一つ目は三木谷さん率いる新経済連盟の企画する新経済サミットです。
これは1月か2月にチケット販売スタートしたのですが、とにかくメンツがすごかったので平日2日間にも関わらず即決でチケットを購入してしまいました。

ネットで全セッションの動画が公開されてる様なのでご興味がある方は是非見てみて下さい。
http://www.jane.or.jp/event/summit/2014/

色々メモったので備忘も兼ねて振り返りしておきます。英語のセッションは英語、日本語のセッションは日本語のメモだったので混ざってますが。

・There are movements of Silicon Valley Ventures seeking Japanese partners.

・Japanese efficiency can create vast value of big data.  e.g. human flows in a train station.  This can be a business opportunity.

・You shouldn’t ban technology because it might be misused.  There is always someone misusing technology, but banning will not solve the problem.

・"I don’t care how smart you are, being an entrepreneur is a lot of hours and lot of work"

・"Every acquisition is different, there are no unique formula for it"

・"You cannot be successful in a small companies doing the same thing as everyone else". 
You have to find errors in conventional wisdom. "No one is doing that, you must be crazy” is the words you need to hear.

・Vast possibilities of technologies entering the BOP market.

・The fact that education is required is the reason why Education as a industry is slow on developing.

・Online education brings teachers to compete in the market

・65% of the kids today will have the jobs that doesn’t exist yet.

・MOOCs: Massive open online course.

・Entrepreneurship は伝染する。

・1820年代は何処の国も一人当たりGDP400ドル~600ドル、産業革命で一気に貧富の差が分かれた。

・産業革命の時、イギリスのある街では危ないので電車の前を赤い旗を持って人が歩く条例があった。新しい技術なんてそんなもの。

・学ぶとは行動を修正する事。

・楽天は株式の殆どを三木谷さんが持っているから意思決定出来る。


・リスクを取らないのが最大のリスク。

・起業家に一番必要な事、ビジョンとスピード。

・Must see: “How to make a movement”

・野球型組織の意思決定 vs サッカー型組織の意思決定。戦術を考えて実行するか、プレイをしながら瞬時に意思決定をするか。後者のスタイルが必要。又はJazz型。

・会議が増えると角が取れて丸くなる、何か思いついたら早く出す、良いか悪いかを判断するのは市場。



そして二つ目のイベントはサムライベンチャーサミットです。Samurai Incubateが主催するスタートアップの展示会ですね。自分のプロダクトを展示して参加者の方々に色々見てもらいます。60社位出展した内、グロービス系のスタートアップが6社も出てました。流石ですね。スタートアップの世界はまだまだ狭いです。

新経済サミットがインプットの場だとしたらここは完全にアウトプットの場です。恐らくブースに来てくれる人に100回位自分のサービスの説明をしたと思います。

これはメチャメチャ勉強になりますね。やってる間に段々自分のサービスを説明するのに解り易い比喩やキーワードが蓄積されながら説明が洗練されてくのです。ベンチャーやってる人はこれ絶対出た方が良いと思います。

また、話には聞いていましたが、数々の大手企業の方が新規ビジネスを探しに展示会場に来ていました。失われた20年で節約と失敗を避ける事で生き延びて来た企業は、少し景気が上向きになっても新規ビジネスを作り出すノウハウがないんでしょう。アイディアをパクりに来たのか本当に投資してくれるのか解りませんが、仮にパクってもスピードで敵わないのを皆理解しているのでしょう、誰もが遠慮なく自分のビジネスプランをどんどん説明していきます。非常に刺激的でした。

さぁて頑張ろう!
段々ブログの間隔が空いてしまっております。言い訳では無いですが少しクローズドなメルマガも始めたので自分の中で「そろそらかなアラーム」が緩くなってるかも知れません。

良く成功者の成功要因として「諦めなかったから」と言われる事がありますが、この辺のさじ加減について良く考えます。成功者(そもそも何をもって成功と呼ぶのかにもよりますが)に聞いたらそりゃ諦めてないのは当たり前な訳で。成功要因=諦めてない、と言うのはちょっと因果関係がごっちゃになってる気もします。

ただ、その言葉のメンタル面の意味は解ります。ちょっとやそっとのハードルにぶつかったからと言ってメゲてたら何もできません。打たれ強さや鈍感力は何があってもへこたれず進み続ける為には非常に重要です。

そこで問題になってくるのが、今自分がやろうとしている事は目的なのか、手段なのか、と言う事です。もし手段が間違っているなら訂正しなければなりません。目的は諦めずしっかり持ち続けるのです。しかし、手段に没頭しすぎるとそれが目的化してそこに諦めてない自分を美化し始めたりします。逆に目的だと思っていたものも良く考えると実はそれは手段なんでは?と思うこともあります。

恐らくどんな人も真の目的は幸せになる事だと思います。そのために好きなことをやる、その為にお金を稼ごうとする、その為に昇進しようとする。その為に起業しようとする。その為に趣味を頑張る。その為に結婚する。

と言うことはやろうとしてることはほとんど手段。諦めてないとはどう言うこと?どこからどこまでが戦略変更でどこからが諦めなのか。

これに対して現段階で私が持っている答えは、とりあえず守るのは自分のこだわり、エゴ、執着がどこにあるか、と言う所だと言う事と、ある程度これは結果論であると言う事。多分私は人生のうち自分の執着で一回は失敗すると思います。でもそこが一番自分のモチベーションを刺激し、行動を駆り立て、結果が出る(はず)なのも確か。

そんな感じで七転八倒してる間にある程度結果が出て「諦めてない人」だと言われてくるのではないかと。

ブログにご興味ある方は別途ご連絡下さい。
業種にもよるかもしれないですが、起業したての会社は結構税金やリーガルフィーがかかります。
1円起業を本当に1円で出来ると思っている人もいる様ですがそんなことはないですね。
大体どんな感じでお金が掛かるかをご紹介したいと思います。

まず登記の段階では登録免許税が資本金の0.7%又は15万円の大きい方が掛かります。
国が起業を促進したいんだったら、ノウハウも無い投資なんかしないでまずここを無くせばいいのに、と思いますね。
定款認証費用50,000円程度。公証人に定款を認証してもらうのは全国一律だとか。
印紙代40,000円(電子では不要)。これは省けますが。
そしてここに弁護士さんの費用が乗っかってきます。これは事務所によって違いますが数万と言った所でしょう。
自分で全てやれば別ですが、やはりこういう事は専門家に頼んだ方が安心な気がします…。

次に一緒に起業するチームで創業者間契約を結びます。もちろん結ばなくてもいいです。
後々問題になるのをさける為の様ですが。元々信用できる友達間で起業しているのか、とか内容によりますね。
これはやはり弁護士の方に見てもらいます。手数料が発生してしまう訳です。

最初はお金が無いわけですから、場合によってはチームの人や最初に手伝ってくれる人の報酬としてストックオプションを使用する場合もあります。
ストックオプションは原則(特例により回避も可能)役員や従業員にしか付与できないので、その場合まずは雇用契約を結んでいる必要があります。
これらには全て、株式設計、ストックオプション契約書、雇用契約書、には手数料が掛かる訳です。

これら一連の作業をしたら、役員が増えたり増資したり、場合によってはまた定款変更しなければいけないのでそこで登録免許税3万とか6万とか。
新たな株主が参加して増資するとまた増資分の0.7%か3万円。そこに弁護士さんの手数料が加わります。

結構どう頑張って資本金1円で始めたとしても50万~100万は掛かってしまうんですね。
すっかりブログが月1ペースになってしまいました。
では本題に入る前にちょっと時事ネタ。

都知事選が終わりましたね。民間企業では能力に関係なく従業員が一旦退職する歳、を超えても都知事は出来るって言うのは違和感を感じます。

能力が落ちる歳だから定年退職するんじゃないの?
じゃあそんな状態でも都知事出来るの?
都知事はじゃあ会社で言うと今は何やってるか解らないけど昔の功績で取り合えず雇用されてる人たちと同じ位置づけ?

あと選挙の結果って区市町村別に見れるんですね。
投票率トップは利島村の82.63%。まぁ母数が他に比べて低すぎるだけだろ、っていう事もありますが。
もう一つ面白いのは青ヶ島の結果。
これもう島の人はだれがだれに投票してるか完全に解ってますね。
マック赤坂に投票した人はきっと笑いを取る役の人なんでしょう。


と言う訳でサムライベンチャーサミットに申し込みました。
こちらです:http://reacher.jp/svs9/

要はスタートアップの展示会ですが、起業アイディアだけ持ってる人やスタートアップ企業がブースを出して色々展示します。そこに色々VCの人やインキュベーターの人が来る訳ですねぇ。ワクワクします。また、最近はそれだけでなく大企業の人がスタートアップに投資している事が多いみたいですね。失われた20年の間にサラリーマンの梯子を登って行った人は、経費節約やリスク回避には長けていても新規事業を立ち上げる事には長けていないタイプが多いのです。そして今、景気が上向きになって投資するお金があっても、経験が少ないからどうやって新しい事業に投資していったらいいか解らないわけですね。そんな中少人数の尖がった人たちが勢いで新規事業の提案しても結局「リスク回避に長けてる人」からつぶされてしまう訳です。彼らからするとベンチャー投資はこれ等の問題を一気に解決できる新規事業の一番手っ取り早い方法なんでしょう。しかもエンジェル税制なども背中を押しています。

このサムライベンチャーサミットは、毎年人数が増えて去年から参加者が1000人を超えたとか。展示会としてはまだまだ小さいですが、毎年どんどん増えてます。今は日本マイクロソフト本社でやってますが、もう少ししたらビッグサイトでやる様になるかも知れませんね。きっとスタートアップにあまり関係ない人でも多分刺激になると思いますのでご興味がある方は是非ご参加ください。

また、こういう話をすると決まって聞かれるのが「アイディア盗まれるの怖くないの?」と言う内容です。

まだ何も成功させてない私が言うのもなんですが、スタートアップなんてアイディアがどうのじゃなくて結局は「行動力」と「思い」。どうせローンチすれば真似しようと思えばいくらでも出来るんだからローンチ前にアイディア流したって一緒。グーグルだってフェイスブックだって初めて彼らのサービスを世に出した人たちじゃないですから。

別件ですが、「麹町バルプロジェクト」のメルマガ始めました。
配信希望されるかた、登録したのに届いてないかた、ぜひご連絡下さい。

ネットビジネスの起業活動はバンド活動に似ている。
と言うか殆どおんなじじゃないかな。

方向性がある程度同じで「やろうぜ!」って言い合った奴らが集まって始める。理想はビジョンがガッチリ合って最初から全力疾走だけどそう言う訳にもいかない。
練習やってもスタジオに毎回一番に来てる人、遅れる人、個人練がイマイチの人、完コピして来る人など色々。他にもバンドやってる人もいて、このバンドが本命とも限らない。
みんなそれでも本職じゃないから練習の時間調整や次どんな曲やるか、とか決めたりするのがリーダーとしては結構至難の業だったりする。

最初は結構盛り上がるんだけど、結局一人一人のモチベーションが如何に維持出来るか、と言うのが結構重要。何故なら、時間が無い中自分の方向性と100%マッチしてるとも言えない曲を、個人練する為に時間を割いてもらう必要があるから。
大成功すれば夢の様な結果が出るのは解るんだけど、それだけでなくある程度仲が良かったり趣味性も続けて行くには必要。

デビューする為にアマチュアでの活動をしながらレーベル(VC)に売り込み活動。段々上手く行くとデビューの声が掛かり、晴れてバンドが「本職」になる。かと言ってそれがゴールじゃなくてそこがスタート。最初は年収もガクンと落ち、それまでとは全く違った要素が必要になる。

でもこの先に待っているのはバンドでも起業でも体験した事の無い領域。
忙しくもっと早く進めないのがもどかしいけどワクワクする。

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