高校生活の初日、太郎くんの隣の席の彼は、見るからに普通ではありませんでした。しかし太郎くんはくじけません、「早く友達を作らなくちゃ!」







太郎くんが声をかけます。


「やあ、それは何してるの?^_^


「・・・・・」


「何してるか気になってさ^_^


「俺に関わらない方がいい」


「ボクの名前は


「俺に関わるな!」


「何かアゴに付けてるね^_^


「お前と俺とでは住む世界が違う」


「友達になろうよ^_^


「住む世界が違うから、友達にはなれない、以上」


「とりま 記念に写メとろ!ツーショット!ツーショット!^_^


「おいお前、、話あんまり聞かないな」


「あれ言ったっけ?ボクの名前^_^


「名前?」


「『話あんまり聞かな太郎』よろしく!^_^


「話あんまり聞かな太郎?」


「なんでも『話あんまり聞かな』が名字らしいんだ^_^


「らしい?他人事だな!なんだその名字!なんで文章なんだ?」


「髪の毛どこで切ってる?^_^


「話あんまり聞かねーな!なぜ名が体を表したような名前になってるか答えろ!そしてお前はなんだ?いくら突き放してもがむしゃらにくじけない!そんで奔放すぎる!変だぞ!、、、ちょっと待て、、、俺がペースを乱されてるだと?俺が他人を掘り下げてるだと?」


「ボクの名前なんてどうだっていいじゃない^_^


「そして教えてもらえないだと?」


「たまごっち持ってる?!^_^


「そのうえ俺の事を掘り下げないだと?お手製の増強器具でアゴ鍛えてんだぜ?1人だけ学ランも着ずに!ちゃんと掘り下げろよ!一目置けよ!なに簡単に声かけてんだよ」


「ボクは太極拳 習ってると思う?」


「教えてやろう!俺はな!両親もじいちゃんもそのまたじいちゃんも親子代々フードファイターなんだよ!だから勉強もゲームもしてる暇はない!こうしてアゴの強化など常にトレーニングに励んでフードファイターにならなければならないんだ!どうだこの珍しいバックボーン!自主的に試練を課す毎日!物語の主人公みたいだろ!」


「昼休み、トランプで手品見せてあげる^_^


「くそー!振り回される気しかしねー!俺を中心に進めよ物語!フードファイターの物語!頼むよ!」



終わり。



あとがき


自分中心に進むフードファイト三昧の高校生活を予定していた彼。太郎くんに卓球部に誘われ、優秀な成績をおさめる事もなく、ただただ振り回される青春を過ごしたのでした。