こんにちは。
最近は最古参メンバーがどんどん帰任になっていき
非常に寂しい限りです。
海外でジムを開いているとこういう事はよくありますが
入れ替わりが激しいと言いますか。
それも新鮮さが失われずマンネリ化を防ぐということには
繋がりますがそれでも寂しい気分はありますね。。。
今回は、自分が格闘技をやっていて指導者としての立場と
競技者としての立場では同じスキルでも
求められる事が違ってくるなーということに付いて。
競技者としてはフィジカルだっだりスピード、持久力
瞬発力と言うようなアスリート的な能力が
非常に大きなウエイトを占めます。
しかし、指導者としては週に5回を満遍なくコンディションを
落とさないように指導できるかというところに比重が行く
と言う部分がかなり違うなーと感じます。
ジムを開いた当初は出稽古でオレリエンにこてんぱんに
のめされてからクレアチンを飲んだりプロテインを
欠かさず飲んで筋トレも頑張ってやって競技者としての
能力を2年ほど純粋に高めてきてました。
しかし、その当初はずっと体の痛みが絶えずあり
鍼で誤魔化しながらずっとやっていた記憶があります。
今では当時よりも10キロほど体重が落ちて
67キロ付近で推移していますが今のほうが
パワーや瞬発力は落ちましたが体の疲れも残りにくく
多分、体の負荷が軽くなったので回復しやすくなったんでしょうね。
ですので、だいぶコンディショニングは整えやすくなりました。
競技者としては前者が正解で指導者としては後者が正解で
しかも、うちのジムはプロを目指してやってる人は皆無なので
そういう意味で競技者用のトレーニングばかり
推奨するのはどうなんだろうとか思ったり
そういう部分での考え方は教える立場に本格的になってから
変わってきた気がします。
むしろ、練習量自体は指導者になってからの方が多いんですが
競技者としてのスキルに特化していないので
多分、試合とかでは使い物にならないと思います。
むしろ、正確に当てる技術やコントロールする力は
現役のときよりも伸びてるんですが
指導者としてはこっちのほうが教える時には大事だったりで
ホントに同じスキルでも求められることの違いってのが
本当に大きく感じますね。
今年はもう4年目に突入したんですが
競技者としてやってた練習が
そのまま教えるときの
最適解に確実になるのか?
と言う疑問が今でも残ったままですね。。。
多分、今年一年は体重が落ちた代わりに負荷は軽くなって
そういう部分の疑問を解消していく一年かなーと思っています。
ジム自体は多分、経営的には現状維持と言いますか・・・
何かしらの設備が増えることはあっても
規模自体がこれ以上、大きなものになることは
しばらくはないと思います。
現状、来てくれる会員さんは今の現状の
自由に少人数で裁量権を持った上でやれる風土が
好きで来てくれてると思いますし
いま現状の会員さんを蔑ろにしてまで
違う方向に行くつもりも正直、無いんですよね・・・。
ただ、続けていく上でサークルみたいな形を取ったほうが
良いのかな言うことであったりそういうところは
常に抱えていますが、それはその時の状況になって
選択肢を多く持っておけばいいだけかなっと。
そういう意味ではジム自体も今年一年は
方向性も変わっていくんだろうなーと思います。
俺は別に格闘技を通じて日越の交流とか
そういう大義があってジムをやってるわけではなく
自分が好きだからと言う理由と集まってくれる仲間と
楽しくやりたいのとその上で生活出来るお金を
得れればそれで満足と言うか。
プラスαは他の事業でやれればいいかなっと。
ただ、規模は現状維持といえども格闘技の理屈や理論は
日々、進歩していってるわけで勉強を止めるわけでは無いので
そういう部分でもっと課題を見つけて進化して行ければ
良いですね。