どうも皆さまコンニチハ!

足の親指の爪の両サイドに詰まっている黒っぽいヤツの臭さが尋常では無いことに本日気づいてしまった 30台後半、4歳の娘の父親でもある kendoughmaniac です。

コレを読んだミンナもLet’s Try!!

実際ビックリしました。。
今日一番驚いた出来事なので我慢できずお伝えしてしまいました。。

中年男のお見苦しい文章はここまでにします。


さて、前回まででお伝えした通り
シンガポールで経営していた事業の破綻、その後の会社業務の後処理、従業員達との別れを経験し、
ひょんなラッキーからシンガポールの大先輩、老舗企業から奇跡の内定を頂き VISAが出ることを戦々恐々と祈りながら毎日を過ごしているわけですが、今回は興味のある方に現在のシンガポールと飲食ビジネス、そして投資のトレンドについて、地面で毎日這いつくばってる僕の見解を少し書いてみようと思われます。

現在の動向を理解するには少しだけ過去の事も振り返ってみた方が良いと思うので流れをざっと書いてみると。。

僕が日本の法人を退職してシンガポールにガッツリ関わったのが2012年。この辺りがいわゆるバブル景気による全てのビジネス投資ラッシュの終焉でした。

ビジネスに関わる方で有ればどなたもお気付きの通り、とある国がタックスヘイヴンに準ずる政策で発展を続け、外資の優良企業を次々と誘致し、自国の国民が幸せにお金持ちになれば、必然的にシンガポール国民の人件費が上がり、また投資家と彼らが持つビジネス、またその下で働く移住者がシンガポールにみんなで駆け込むと同時に土地代、物件代が跳ね上がります。

全ての国が発展すると避けられないこのジレンマに もちろんシンガポールもハマり、僕の感覚では2014年度頃にはバブル的な好景気がピークアウトを迎えている実感がありました。

飲食業でわかりやすいのが、もちろん人件費の高騰と家賃の高騰です。 この経費の高騰が売り上げの上昇をはるかにスピードで上回ったのです。

この段階で既に数多くの老舗レストランが廃業、もしくは違うオーナーに売却されていったのを覚えております。

そしてその後、そういった傾向はほぼシンガポールのビジネスの全セクターでユルユルと続き、シンガポールバブル景気を一直線に求めて海外進出の機会を伺っていた多くの企業は、バンコクに流れたり、ミャンマー、スリランカ、カンボジア等々に徐々に進出していきました。
ただ、ここで重要なのはシンガポールの景気がここからユルユルユルユルと後退していった事でバブル崩壊などの混乱も無くコントロールされていったことです。
政府もマイペースに毎年、毎年、自国民の実質的な最低賃金を引き上げる政策をとり続け、飲食で言うと未経験者のシンガポール人の給与が2012年当時$1600.00あたりが最低ラインだったのに対して、2019年代では$2200.00あたりが相場でした。7年ほどの間に日本円で4万8千円ほど上昇しているイメージです。

家賃について言えば、僕の営業していたほぼ全ての店舗において2012年から2019年で2倍です。

上昇率100%。。。
エグいっす。。。

2019年の新聞で読んだのですが、大体シンガポールの平均世帯所得が月$9000.00。
日本円にして ¥720000.00。(注シンガポールはメッチャ共働きが多いので大体2人分とお考えの下さい。)

侮れん!!
以外とリッチマン達です!

そして、2019年度はコロナ前で既にここ近々でビジネスにとって最悪の状況だと言われてました。
ただ、この時もシンガポール人の賃金と、ランドロードによる外国企業達からの資金の回収は着々と進んでいたのです!

つまり何が起きたかと言うと、景気としてはたしかに2019年度の時点で既にかなり悪い状態ではありましたが、シンガポールの人々と国は着々と発展時に外国企業に吸わせたうまい汁の分け前を上手く回収していったんです。

今回のコロナ騒動に関するシンガポールの失業者数は60000人を超えるといわれ、かなりのサバイバルランドと化しておりますが、実はタイミングも悪く無く そして着実にこれまでの無慈悲に見える政府の政策もシンガポールの国家とシンガポール人の家計に内部保留キャッシュを作ることに少なからず貢献していました!

実際関心するのが飲食店の廃業に伴い次々と物件はでてきますが、ほぼまた新しいリーシングで埋まっていってます。
未だに投資を積極的に行なっているツワモノプレーヤー達がいるということです!

それくらいまだ個人の預金と、国家のキャッシュに余裕があるって事です。

さて今後コロナスタンダードの中でシンガポールは引き続き景気を維持し、僕らは生きていけるんでしょうか?

次回に続く。。。