お米どうするの?

 

さて、南海地震の危機はとりあえず去ったのか?いつ起きてもおかしくないと言われていますし、日ごろからの備えは重要ですね。そうなると、東京一極集中の問題というのは、国レベルのリスクとしてありますから、都知事が言う話以上に国レベルで問題なんじゃないかって思います。

 

で、スーパーに行ってもお米が少ないです。非常食の備蓄としては向かないとは言われていますが、それでも棚に少ししかないお米を見ると、なんか不安になりますね。

 

お米どうなってるの?と思うと、実は農林中金は1兆5千億円の赤字だそうです。まぁ、日産に比べれば少ないですが、JAバンクは農協法という法律で守られている特殊な金融機関ですし、農林中金も法律で守られていますから、赤字を出しても平気?なのでしょうか?

 

JAは組合員の為に、農業に関連する融資などを行う為のJAバンクなわけです。農林中金の赤字の要因はいろいろあり、投資がらみともいわれていますが、基本のビジネスモデルが機能していないからだと思われます。すなわち、組合員の減少です。

 

高齢化により、農家が農業を維持できないわけです。なのでお米がどんどん作れなくなっていくわけですね。組合員の減少はJAバンクのお客の減少ということになります。

 

無駄に、高価な農機具を農家に売りつけ、貸付をしていたりしたわけですが、それも農家があれば出来たこと。お米が少ないことと、農林中金の赤字は直接は関係ないかもしれませんが象徴的な出来事として感じられます。すなわち、農協のオワコン化です。

 

農家がすくなくなっていくのですから、じゃ誰が農業を担うのか?これは、農業の自由化、すなわち農地法の廃止し、農協を解散し、企業の参入を促すしかありません。

 

農家を守ることが日本の農業を守ることにつながるというのは、まったく変ですし、農家が少なくなっていくときだからこそ、農地法を廃止し自由化を促す絶好の機会ではないでしょうか?

 

農業はそんな企業なんかにできるわけがないというのであれば、別段自由化しても今の個人農業のほうが強いのであれば、そちらが勝つだけです。

 

日本の農業を守るのであれば、それでOKです。あるいは地域とか、お米や麦に限って企業参入をみとめるとか、いろいろ方法はあるでしょう。

 

ネオニコチノイドという農薬を散布するばっかりに、うなぎの稚魚が少なくなったともいわれてますし、一説には自閉症との関連も言われています。

 

農協を解散してしまえば、ネオニコチノイドを禁止することもできるでしょうし、うなぎの稚魚がまた日本に戻ってくるかもしれません。

 

企業であれば、AIやロボットを駆使することも考えるでしょうし、規模とコストを詰めていくことも可能性が広がっていくと思います。

 

小泉進次郎氏は、かつて自民党の農林部会に所属していた時、農協とJAバンクはおかしいと発言していました。環境大臣の頃のイメージが強いですが、是非、JAをぶっ壊す、農地法をぶっ壊すと言って、総裁選に出馬して欲しいものです。