おはようございます!
カーペンターの小西です。
CRFの皆で力を合わせ「LGM83/32 HP TP.N」のブランク製作が進んでいます。
ブランクは、設計で決めた形状に裁断した薄いカーボンシートを、幾十にも重ねてマンドレルに巻き付けて作ります。
それぞれのシートは、決められた位置に、手作業で正確に貼り付けていきます。
巻くときの圧力や、テープの締め付けの強さも、すべて実験を繰り返して見つけた最適な条件で行っています。
こうした積み重ねによって、ブランクが最高の成型状態になるように作っています。
手作業の工程は「折り紙の鶴」に少し似ています。
折り紙の鶴は、丁寧に折れば美しく仕上がり、雑に折っても形にはなります。
ブランクも同じで、いい加減でも見た目はそれらしく仕上がります。しかし、違いは中身です。
ブランクは内部を見ることができません。どう作られているかは、外からは分からないのです。
だからこそ大切なのは、作り手の心のありかたなのです。
一つ、一つの工程を確認しながら確実に行う。
その積み重ねが、強さや耐久性となって現れます。
折り紙の鶴と同じで、合わせ目が綺麗に整い、それが美しい形となっている状態は、とても気持ちがよいです。
ここにもこだわる方に是非、CRFロッドをお使いいただきたいです。
CRFの考える「良心のあるものづくり」とは、
この見えない、細かな部分に対する向き合い方そのものです。
その意識で、一本一本、心を込めてブランクを作っています。
数は多く作れませんが、性能、美しさ、そのどれにも妥協はありません。
「良心のあるものづくり」はカーペンター、CRFの理念であり、カーペンター、CRFが存在する限り、かわることはありません。
なぜなら「カーペンターのロッドを信頼して、お選び下さったカーペンターファンの方を決して裏切ってはいけない」
すべては、この一点に尽きます。
写真は完成した「CRF-LGM83/36 HP TP.N」です。
この後、外観検品を行います。そしてロッドの組み立てへと進みます。
