YouTubeの広告がたまたま目に触れて、その映像が自分の縛りを解いてしまい、久々に一人で劇場に足を運んだ私。気づけば何か息を潜めて観ていた。30年ほど前の映画少年気取りだった僕は確かすでに過去作品であったタクシードライバーをビデオでみた。周囲ばほぼ誰も見ている人はいなかった。かっこよくて、ニューヨークにたむろする人たちの怪しさが怖くて、意味不明な部分がたくさんあって、しかし何か重厚なものが描かれていた。共有できる者はおらず、おそらくそんな日本の社会だったと思う。ジョーカーは、自分の中でずっとプライベート映画としてきたタクシードライバーそのままだった気がする。何度でも観たい。いろいろな絵が頭から離れなくなる。それで、今ジョーカーがたくさんの人に語られている。僕にはそれが不思議。本当に不思議。またたくさんの人に語られている状況が、時代の変化を感じる。ぼくは思う。ジョーカーは僕の好きな映画だ。DVDなんかで、いつも寝る前に眺めたりしたい。世間的な評価なんていらない。
好きかそうじゃないかでいいのにな。
好きかそうじゃないかでいいのにな。