【走路】---
【現在地】山梨県甲府市
【宿泊地】妹んち
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】0人
【総計】502人
【出費】8200円
【内訳】富岳風穴、鳴沢氷穴、富士急、エヴァグッズ
【特記事項】---
【走破地図】---
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晴天、平穏な天気、充実した体力と気力。
今日こそ樹海探検に適した日ではないか!!!
ということで、(富士急に向かうついでに)妹に車で樹海に連れてってもらう。

昨晩の洗い物を全部済ましておく。使ったらその場で洗う方が労力が少ない(*´v`*)

激坂を越えて甲府から富士吉田方面へと向かう。晴天で気持ちいい。

オウムでおなじみ上九一色村を通過し、富士五湖を抜けて富士急に行くコース。
甲府から直行せず少し遠回りになるのは、樹海を経由していくため。

富士五湖のひとつ、精進湖。
今日のコース上から見える湖はここだけ。
きらきらとした湖面がこれからの洞窟探検に洗礼を与えてくれる。

途中途中で富士山が顔をのぞかせるが、車のガラスが反射してうまく撮れない(´;ω;`)

青木ヶ原樹海に到着(・`д・´;)
入ったら即死というイメージがあり誤解していたが、樹海にはハイキングコースがあり、
そこからわざと外れない限りは死ぬことはないらしい。
しかし、遊歩道外は木々が多く、地面の隆起や陥没もあちこちに見られるため、
自殺志願者であってもそうそう奥まで踏み込むことはできない。
(そもそも、死にたい人が気合い入れて木々を踏み分けることはないし)
遊歩道から数百メートルのところでお休みになっていることも多いんだとか。

左右に木々が鬱蒼と生い茂る中、富岳風穴に到着。
風穴(ふうけつ)というのは、溶岩流が木々をなぎ倒して覆いかぶさり固まったあと、
内部の木が燃えたり腐ったりしてなくなり、溶岩だけが円筒状に残ったもの。
要は、溶岩でできた洞窟ってことだね!!!(*´v`*)

おみやげやさんから徒歩2分、樹海の中をくぐり抜けて風穴に入る。
入場料は280円、氷穴と合わせて共通入場券が500円。
高いか安いかはこれからの紹介で判断してくれwww

ありのままの自然の状態。落枝や倒木もじゃんじゃん見られる。

生い茂る木々で富士山はおろか真上の空以外は何も見えない。
地形はでこぼこ、そこらじゅうに穴や倒木があり、方向感覚も失う。
遊歩道上から見た状態でこれだから、中に行くともっとひどいはず。
これは...磁場とか目印とか関係なく死ぬでぇ...(・`д・´;)
パンくずまいていっても、たどって戻ることは不可能やでぇ...(´;ω;`)

風穴は、樹海の下に広がる自然の冷蔵庫。
内部の温度は年中0度前後と非常に冷涼なため、
昔から蚕の貯蔵庫として利用されていたんだとか。
高地で稲作が困難な気候柄、生き残るための知恵として利用されてたんだね!!!

急な石段を下ってさっそく洞窟内部を探検!!!

見るからに洞窟という感じ。先にすれ違った3人組のおっさん以外は誰もいない!!!

中に電灯があるため洞窟初心者も安心。
ただし温度は寒いし水滴が降ってくる場所もあり、
天井もそれなりに低くて頭ぶつける危険もあるから、
フード付きの服や帽子を用意しておいた方がより安心。
上級者は半袖短パンでどうぞw

今回は洞窟初心者の妹も同行。
というか、富士急に行く日なのに無理矢理お願いしてついてこさせたw

内部は水滴で地面が濡れて滑りやすくなっている。
竹でできた手すりはあるものの、手が凍るほど冷たいからもつ気がうせるwww

中腰で進んでいかないと頭ぶつける。
岩壁は鍾乳洞と違ってゴツゴツザラザラしている。

最奥部には氷のかたまり。
一般的なタンスを横倒しにしたくらいのサイズがある。
後述するが、冬場の氷を保管していたのもうなづける寒さ。

天然冷蔵庫としての貯蔵展示がある。

ピカチュウじゃないよwww
調べたところ、カイコの孵化は25~26度くらいが適しているんだとか。
産卵後に一度冷温保管し、夏や秋に時季をずらして出荷・養蚕するのに風穴が大活躍。
ビニールハウスで野菜の出荷時期を調節するようなもんか(*´v`*)

まゆちゃん(*´v`*)

冷蔵庫奥にはヒカリゴケ。うす青く光っている。

風穴自体は200mくらいしかなく、見学も7,8分あれば終わってしまう。
気軽にちょっと洞窟に、っていう人もあんまりいないと思うけどどうぞw

続いておとなりの鳴沢氷穴。
時間に余裕がある人は、先ほどの風穴から遊歩道で15分くらいで来れる。

手作りの洞窟案内が味があってわくわくする。
店員さんはおっさんばっかりだったけど、誰が作ったのかw

氷穴と風穴のでき方の違いも調べてみたけど、いまいちよくわからん(*´v`*)
氷穴は竪穴、風穴は横穴っていうことだけはわかったからよしとしようw
ブログでB級スポットの紹介を楽しみにする人はいても、
科学的・学術的な内容に期待してる人なんていないだろうしwww

洞窟の入口はひさしのようになっていて、崩れて落ちてこないか心配である(´;ω;`)

ここ、鳴沢氷穴で切り出された氷は、馬で運ばれて殿様に献上されていたとか!!!
夏場に氷を食べるのが最高のぜいたくとされていた時代だね!!!
ちなみに、本当にそれが可能であったのか、テレビ番組で検証されたらしい。

さあ、先導する初心者を盾にして出発!!!(*´v`*)

こちらも風穴同様に狭くて寒くて暗いけれども、それに加えて階段や坂が多い。
足腰に不安がある人は避けておいた方がいいかもしれない。

ヒカリゴケが生えているところを、膝をついて進む。
全長150mほどで風穴よりやや短い分、ややハードさが上がる。

狭いから、デブは進むの大変(;; ´・)ω(・`;;)コフー

殿様に献上されたと言われる氷のかたまり。
1つがバスケットボールくらいの大きさがある。

氷穴の出口でご当地ストラップのガチャガチャ。
富士山の形のか、I LOVE富士山のがいいなと思ってたから、引きが強くてよかった(*´v`*)

洞窟探検を堪能して次は富士急へ。到着は11時頃というぐだぐだ加減w
ここからは必ずしも順番通りというわけじゃなくて、
乗った都合とか紹介のしやすさで載せていきますのでご了承を(*´v`*)
なお、富士急は入園料が1300円、各アトラクションごとに料金が違う。
入園料&フリーパスが5000円で、メルマガ登録で4400円になる。

まずはじめに乗ったのはフジヤマ。平日昼間なのに1時間弱待ちだった。
周りは中韓の観光客か大学生、ごくまれに幼児連れの家族や4,50代の夫婦。
小学校低学年や老人は乗れないものが多いから、自然と客層は20前後に限られる。
とにかくうるさいw

全長が長く、最高到達点も地上100mを超えるなど大規模。
まだのぼんの?まだ落ちひんの?とそわそわしてたら一気に落下。
3分以上も続く乱高下に、イケメンの胃袋は悲鳴をあげる!!!www
高所恐怖症なのに、レールの脇がない怖い方に座らされてタマタマが縮まるw
頂上から見える富士山は雪の反射がはっきり見えるほど美しい。

次に乗ったのが高飛車。1時間半近く待った(´;ω;`)
Rの字型の軌道というのがわかりやすいかな。
Rの左下から垂直にのぼったあと、頂上に着いたらピタっと停止、
さらに、真下に落ちるのではなくRのくびれ部分に向かって121度えぐれこんで急加速。
妹から『怖い怖い』と繰り返し聞かされたからか、それとも待ち時間が長すぎたのか、
思ったほど怖くないなとケロッとクリア。フジヤマで慣れたか(*´v`*)

メリーゴーランドは不自然なほど回転速度が速いw

びっしょびしょになってパンツまで濡れるというナガシマスカは運休。
天候は良かったがメンテのためらしい。その分他のアトラクションが混んだのか。
正直、フジヤマ乗った最初の時点ですっかり疲れ、高飛車の待ち時間に辟易し、
さほど待ち時間長くなくてそれなりに楽しめるやつに行こうと意見が一致。
一瞬で最高速度180km/hに達するドドンパや、宙吊りになるええじゃないかなど
他にも大型アトラクションはあるけど、すっ飛ばしたw

高さ50m以上の高所でブランコされる鉄骨番長(*´v`*)
2,30分の待ち時間なのに、天空でのブランコが気持ちよく、適度に怖い。
天候が暗くなってきたのが残念だったが、明るければ富士山もくっきり見える。
街を眼下にブランコするのはまさにハイジのような快感!!!w
兄妹揃って高所恐怖症で、なんでこんな高いのばかり乗らないといけないのかw
しかし、今までの旅での気球や吊り橋での経験が活きてるのだろうか、
フジヤマ以外はそこまでの恐怖を感じない(*´v`*)

ゴンドラ32機中4機は透明でパンツ丸見えになるという観覧車。
透明なやつは乗るための専用並び口があるらしい。

若者向けと思われがちな富士急だが、トーマスやハム太郎などのアトラクションは
幼児・ライト層向けでほのぼののんびり。

つい先日の10/20からスケートリンク解禁。
富士急の入園料やフリーパスとは別に、貸靴料1000円で利用できる。
広くて開放的な屋外リンクは大きな魅力。

およそ場違いに思える鬼太郎さん屋敷w
おみやげやさんと、怖い小咄のアトラクション。

ガンダムのアトラクションもある。よく知らんけど入ってみようw
勢いを増す敵軍に対してガンダムのチューンアップをするため、
各パーツの設計図を手に入れ、それをガンダムにインストールするという設定。

手に携帯端末を持ってアトラクション館内を動きまわり、
隠された設計図を探し出すというもの。最後までよくわからんかったw

17時の閉園間近に、最後の締めとして乗ったマッドマウス。
速度や高度はないが、振り落とされる怖さと絞めつけられる痛さは随一www

フジヤマ模型に乗り、大満足して帰途につくイケメンであった...(*´v`*)
+-+-+-+-+
ここまで、富岳風穴、鳴沢氷穴から富士急の退園までご紹介してきた。
『富士急来てアレ行ってないの?バカなの?』と気になっているみなさん!!!
後編でじっくりご紹介していきますのでお楽しみに!!!