【走路】---
【現在地】福島県石川郡平田村
【宿泊地】道の駅「ひらた」
【走行距離】78km
【総走行距離】2382km
【話しかけてくれた人】5人
【総計】128人
【出費】1100円
【内訳】コロッケ、備蓄食料、やきとり、果物、おかし
【特記事項】
【走破地図】

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昨晩のゲリラも無事におさまり、腹痛もなく目覚めのよい朝。
今日は山道を黙々と進んであぶくま洞の手前まで行くための完全移動日。
80km前後とわかっていてもなかなかつらい移動だった。

昨晩泊まった道の駅からの風景。山と畑と田んぼしかない(´;ω;`)

20kmほど走って福島県に突入。
国道349号を北上すると、大なり小なり上り坂が多くとにかく疲れる。
加えて強烈な向かい風。地域的なものなのか、単に天候が落ち着かないだけなのか。
ふだん22km/h前後のスピードで進んでいるのに、今日は14km/h前後。
つまり全力でこいでもいつもの6割程度しか進めないほど風が強い。

たった2,30kmしか走ってないのにヘロヘロに疲れて立ち寄った矢祭町のお肉屋さん。
外から『コロッケ40円、メンチ50円』の文字が見えて喜んで入った。

串カツも50円だったので、それぞれ1コずつ購入。
安いが串カツは肉が大きく、たまねぎの中にまでしっかり火が通っている。
コロッケはサクサクでこしょうがきいた家庭的な味。
特筆すべきはメンチで、肉の形がわかるほどの粗びきで肉汁がすごい。
地元の人がコロッケ10コ単位で買っていったりするようで、
町の小さな肉屋さんの底力を見た感じ。いやー、ほんまにうまかった(*´v`*)

茨城・福島でよく見かけるスーパー、リオンドール。
パンはそうでもないけど生鮮食品、おかずが少し安めの印象。
国道118号も坂はそこまでではないが、やはり風が強い。
しっかり腹ごしらえして、激風・激坂との対決の準備をする。

けむしちゃんうぞうぞ(*´v`*)
今日だけで、大げさではなく少なくとも100匹以上見たと思う。
道路を横断する毛虫がめちゃくちゃ多くて、200mに1匹は必ずいた。
無事に横断できるのも、志半ばでひかれるのもいて、道は毛虫祭りだった。
危険を乗り越えて蛾になるけむしちゃんのように、俺も苦難を克服して蛾のようにはばたくwww

なにこれ放射能的な意味?とか思ってたら、道路の幅員減少とか坂とかカーブのことだった。
国道118号の塙町から石川町くらいまでは平地がほとんどなく、常にアップダウンしてたと思う。
坂自体はそんなにキツい傾斜に見えなかったが...。

普段は歌をうたいながら走るようなこんな道も、風が強いと蟻地獄のように進まない。
まして坂なんて変速して立ちこぎしても歩くのと同じくらいの速さでしたよ...(´;ω;`)

がんばろう福島ののぼりもよく見かけるようになってきた。
今日の道は海からは5,60km離れた山間部なので地震の影響は少なそう。
ただ、風評被害もあるんだろうと思うと不憫だった。
もともと客入りの少ない地元商店街にとっては大変だろうなぁ...。

国道から少し脇に入って、県道63号と県道42号を通って道の駅に向かう。
今日の最大の難所で、風は落ち着いているが坂が激烈。
5%や6%傾斜は当たり前のように頻発し、9%や10%クラスの超激坂も散見される。
ちなみに10%というと、サッカーボール落としたら走って追いかけても間に合わない。
下りでちゃりなのに60km/hが出たりする驚異的な角度。
さすがにそういう激坂は押して歩いた。幸い距離的には数百メートルしかないし。

ヒーハー言いながら道の駅到着。近くにスーパーがあり、道の駅もきれいで素晴らしい環境。
情報コーナーにあぶくま洞の割引チケット発見!!!
道の駅利用する場合は、チケット関係があることも多いので、見逃さないようにしたい。

食品以外にも、村のみなさんが作った手工芸品なども多く販売されている。
もちろん食品も野菜・惣菜などたくさんあり、手作りキムチの試食でけっこうな量食べた(*´v`*)
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なかなか大変な移動日ではあったが、あぶくま洞まで近い位置まで移動でき、
明日ゆっくり見学できることを考えると有意義だったと思う。
そのあぶくま洞と入水鍾乳洞は、怖すぎて途中で引き返す人もいるらしい。
とくに入水鍾乳洞はどこまで奥に入るかによって料金が異なっていて、
いちばん奥に入るには案内人がいないと入れず、迷うと死ぬとかなんとか(´;ω;`)
奥まで行かない手前までのコースにしても、中を流れる川に常に水浸し状態になり
四つん這いで頭から入ってようやく通れるような場所もあるんだとか。
洞窟探検隊としては今から心待ちにしているのです(*´v`*)