先日、急遽舞い込んできた商談のため上津江村にあるオートポリスにいってきた。日田市内から212号線を熊本方面へ走ること40分。
このあたりは総称的に津江と呼ばれる地域で日田方面から見て前津江村、中津江村、上津江村の順に位置しており、せんだってカメルーン代表が滞在したことで中津江村が一躍脚光を浴びたものの、あとは自然以外にこれといって観光名所もない過疎化著しい地域である。
オートポリス周辺は何度となく来たことがあるが、実際に中に入るのは初めてであった。
オーナー会社の倒産。アクセスの悪さもあいまってビックレースもなく赤字経営で何とか存続しているという話は聞いており、辺鄙な山奥の寂しいサーキット場を個人的にはイメージしていたが、なかなかどうして随分立派な施設である。さすがバブル全盛期にF1開催を念頭に建設されたのもうなずける
(尚、現在はオーナー会社倒産後、第3セクターを経てカワサキがオーナー会社のこと。)
ただ惜しむらくは、施設そのものは立派なのであるが広大な敷地の為かあちこちにメンテナンスの不備が見受けられ、ここにもオートポリスが辿ったバブル崩壊後の歴史を垣間見たような気がした。






