2回目子宮破裂について書きます。

32週4日目のAM0:30
腹痛で目が覚めました。

2日前から生理痛のような鈍痛が続いており、
違和感はあるものの痛みはなかったので、
安静に過ごしていたのですが、
その夜は痛みが加わり目が覚めたのです。


そこまで強い痛みではありませんでしたが、
張りと痛みがセットで立て続けに3回来たので、いつもと違うとは思いました。

しかし4回目5回目と痛みはなく、
また、いつもは1時間に7回以上は張るのですが、
張る回数はいつもより少なく、
痛みの緩和と共に再び眠りについていました。



AM6:30
再び張りと共に痛みがセットになり目を覚ましました。張りの回数は少ないものの3回立て続けに痛みがあったのでAM7:30に看護師さんに相談しMSTを取り付けました。


いつもと違うのは明らか…



先生が来てひとこと。

先生「心配ですし、もう手術しますか?」


そんな簡単な!?💦
前回の破裂の時はおへその辺りが焼けるような痛みで波がなかったため、

ちゃまちゅ「破裂したときほどの痛みはありません。まだ32週なので今日手術するのは不安です。」


先生「………。カンファレンス入るのでもう少し様子見ますか。また来ます。」





涙が出ました。正直破裂はしてないであろう程度の痛み。いつもと違うと言ったばかりに今日生まれることになってしまう我が子を思うとかわいそうでかわいそうで…


すると看護師さんがそっと手を取り言いました。

「ちゃまちゅさん、もしかしたら前駆陣痛かもしれないです。張りも増えてきてますし。ここで我慢したとしても、34週まで耐えるのは難しいです。今日は先生が沢山います。赤ちゃんも32週まで頑張ってくれたので、今日生まれても大丈夫。安心してください。」



カンファレンスを終え先生が戻ってくる頃には、息を整えなくてはならないほど痛みは強くなっていました。

自分でももうこれ以上は耐えられないと理解しました。


先生「もうそろそろなんだと思うよ。今日は僕がいるし…ちゃまちゅさん、頑張ろうか??」

私「はい。どうぞよろしくお願いします。」




そこからは嵐のようなスピードでことが運びました。


MSTが乱れ出し、
慌てて先生や看護師さんが集まりました。
「9時半から麻酔で良いですか??」
「それじゃあ間に合わない!今すぐ」
「麻酔科の先生呼んで!!!」
「もうベッドごと運んで!」


バタバタと準備が進み、
静かだった朝が騒がしくなりました。

そして15分後には手術室へ入り下半身麻酔。


背中に麻酔を入れるため、丸くなってくださいと言われるも、2ヶ月もの入院ですっかり体は固くなり、大きくなったお腹が急激に痛み出したところでとても丸くなんてなれませんでした。


予想外にも痛い麻酔。

どんどん痛くなるお腹。


あっという間に手術開始。



意識がある中お腹を切られるのはとても不思議な感じでした。

前回の手術の恐怖でパニックになるのでないかと不安でしたが点滴に眠くなる成分でも入っているのか意識は少しぼーっとしていました。


そして衝撃の一言。


先生「破裂してる!ここ!裂け出してる!写真撮って写真!!!!」


痛みはありましたが破裂しているほどの痛みではなかったので本当に驚きました。


あっという間に赤ちゃんは取り出され、
助産師さんたちが赤ちゃんの容態をチェック。
その間私の手術は進みました。


ものの40分程で全て終わり。
赤ちゃんも無事に呼吸をし、
念願の第二子が誕生しました。



お腹に違和感を感じ、
強い張りで前回の縫合部分がちょうど破けたところでの手術だったのか、出血は700ミリ程度で済み輸血もしませんでした。

なによりも母子ともに以上なく手術を終えることが出来たと言う、なんとも素晴らしいタイミングでのお産となりました。

2度目の子宮破裂。

またしても私は母子ともに無事に切り抜けることができたのです。