前回からの続きです。
人生初の海外渡航、それは社会人三年目の夏でした。渡航先は子会社のあるイギリスでした。しかも一人で行くことになったので、正直ものすごく不安を覚えたことを記憶しています。当時のTOEICの点数は600点台後半で、聞くのも話すのもまだまだ実力不足。無事に目的地まで辿り着けるか心配で緊張の連続でした。
その時の出張は、中部国際空港からエールフランスでパリのシャルル・ド・ゴール空港まで飛び、そこからブリティッシュエアウェイズにトランジットしてバーミンガムへ向かったと記憶しています。シャルル・ド・ゴール空港に降り立ってロビーに到着した時の完璧なまでのアウェー感…あの孤独感は今でも覚えています(笑)。今となってはその程度で何をビビってるんだか!と思ってしまいますけど(汗)。
何とか無事に目的地に辿り着き、翌日から現地のエンジニアと打ち合わせ。もちろん、そんな簡単にコトが進むわけではなく、一つ一つ確認しながら打ち合わせをしつつ、彼らと情報共有をしました。まぁ、ここで改めて自分の英語力のなさを痛感しました。これはマズイ、非常にマズイぞと。もちろん、彼らも僕の英語力が十分にないことを承知しているので、それなりのスピードであったり簡易な表現を使ってくれるのですが、それでも『???』となってしまうことは少なくなかったです。
こんなことを経験したおかげで本当の意味での英語力、つまりコミュニケーションのツールとしての英語をちゃんと学ぶことを決意し、TOEICのテスト勉強はやらないことにしました。これは単にテストを受けないという意味ではなく、テストは受けるけれども、テストの点数を上げるための勉強はしない、という意味です。
その後、転職したりなどちょっとした生活の変化があったりなどしましたが、以下、これまでの取り組みです。
①Japan Timesの定期購読いわゆる英字新聞です。月額の価格も安いですし、何よりも日本の時事ネタを英語で扱ってくれるので、ネタ的に理解しやすいのと、日本語と英語での表現の仕方の違いを学ぶことができます。確か週一回のペースで新聞が送られてくるプランだったので、ちょうどよいペースでした。たまに溜め込むこともありましたが(笑)。それと、個人的にはリーディング能力はリスニング能力と深い関係があると思っています。そもそも、英語を視覚情報として受け取ってすぐに理解出来ないのであれば、音声情報として英語を受け取ったところで理解するのは難しいですよね。なので、読んですぐに理解できる力を着けようとしました。
②PodCastの定期購読これはipodを買ってから気付いた勉強方法です。ものすごいたくさんの英語Podcastが無料で配信されているので、活用しない手はありません。僕はSesame StreetのPodcastや、イギリスBBCの6 minutes English、English we speak、CNN Newsなどを聞いてリスニング力を鍛えました。イギリス英語とアメリカ英語、念のため二つとも聞くようにしていました。それによるメリットがあったかどうかは良く分かりませんが(汗)。
③洋画は必ずオリジナル音声+英字字幕まぁ王道ですね(笑)。DVD借りて洋画を見るときも基本的に吹き替えは選択しましせん。たまに字幕なしで見ることもありましたが、背伸びしてもあまり意味がないので、字幕ありで見ていました。ただ、どんな洋画を見るかはちゃんと考えた方が良いと思います。The Simpsons、大好きなんですけどおバカな英語が少なくないのですが、結構見ちゃってましたね(笑)。
④英会話学校これは転職してから始めました。やはり話す機会は普段の仕事の中では当時はあまり多くなかったので、英語を話す機会は自分で増やすしかないなと。僕は石原さとみさんがCMに出ていたあの英会話学校に通っていました。たまたまDiscussionクラスという授業があり、職員さんにもお勧めされたこともあってそのクラスをチョイス。クラスの雰囲気、先生も良かったので、話すことに慣れるという意味ではとても良かったと思います。ちなみに通ったことでメキメキ英語が上達したかというと決してそんなことはなくて、自分の中では、英語を聞いて、考えて、そして話すというプロセスの実践経験を積むことが出来た、という感じです。
⑤業務での徹底した英語利用実は新卒で入った会社もかつては外資系(今は違いますけど)だったのですが、転職先の会社も僕が入社する7年前から外国資本が流れ込み、外資系になりました。一応、社内では英語が公用語!と宣言されていました。実際には日本語でのコミュニケーションだったのですが、『公用語は英語』なので、日本人相手でも英語で資料を作るなど、徹底して英語を使うようにしました。嫌がる上司や同僚もいましたけど、公用語が英語なので誰も文句を言えませんから(笑)。ちなみに昨年その会社を退職しましたが、今では僕がいた頃より英語の公用語化が進み、特に自分のいた部署では週間ミーティングですら英語に切り替わったそうです。
と、以上5点を挙げてみました。この他にも細かいものとして、街で道に迷っていそうな外国人がいたら手助けをするとか、英語を話す機会をとにかく貪欲に追及してきました。
今は海外で仕事が出来るまでのレベルにまで達しましたが、何だかんだで10年以上も英語の勉強を続けていけば誰しもそういうレベルになれると思います。本当に超マイペースで取り組んできたので、英語に触れない日だって当然ありました。けれども、英語の勉強を止めるということだけはありませんでした。月並みな表現ですけど、積み重ねこそが一番大切と思います。
英語の勉強の仕方は人それぞれですが、『こういう取り組みもあるんだな~』といった感じで参考にしてもらえれば幸いです。
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