駿河城御前試合 (徳間文庫)/南條 範夫

¥920
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借りてた本を読み終わりました。これまた友人Kからです。

これは漫画シグルイの原作本で、その存在を知ってから本屋で探したのですがありませんでした。

そこで友人Kからガンダムと共に送ってもらいました。ありがとね!



さて、内容ですが真剣勝負が十一試合行われます。

真剣勝負だけにあっさり死んでしまいます。相打ちも多数。

最近の漫画、アニメ等々見てて主役級のキャラがどれだけピンチになっても

「どうせ死なないし、お茶を濁して終わりでしょ」

と尖った見方をしてしまうほど出来レースを見てきたので、この時代の潔さをすごく新鮮に感じました。


ここまで書いてて思い出しましたが、ハリーポッターも要所では人が死にますね。

あとがきで読みましたが、JKローリングさんは大好きなキャラを死なせたときはつっぷして泣いたそうです。


でもこのキャラは好きだから生かしとことか、嫌いだから殺しとことか、そんな御都合主義を

感じたらとたんに読者はしらけてしまいます。名作にはならないでしょうね。


その点この本は文句なしに面白かったですよ。