実父の教えは正しかった…実父は警視庁警察官であった。小学生の時に、実父から教わった事がある。それは、家から一歩出たら、全ての人間を泥棒と思えと云うものであった。当時は、大袈裟でバカげてると馬鹿にしていたが…今は、それが正しいのが身に染むる。自分以外の人間はみんな敵であると、マジに思える様になったからだ。その世の中の全ての敵から身を守るのは、よいではない。自分を守るだけで精一杯なのが現実…