ウッチッチ音楽日記 -14ページ目

ウッチッチ音楽日記

毎日が音楽三昧

お気に入りのアーティストや曲を紹介しています             

                      参加したライブのレポも書いています

震災からすでに2週間。

あの日起こった事が今でも心に焼き付いて離れません。


その日は水戸の文化センターへライブに行く予定で、そろそろ出かける準備をしようかなと思っていた時に地震が起きました。

徐々に地震の振動が大きくなるにつれて、家具が倒れる音と、ガラスが割れる音。

急いで2階の自分の部屋から外に避難したとたんに屋根瓦が滝のように崩れ落ちる光景と、逃げ惑う家族や転びながら外へ飛び出す人たち。

地震が終わっても少しの間放心状態でした。

父親は裸足のまま、自分はスリッパ。

母親は側溝に転がり落ちて、うずくまっていました。

腰を抜かしたのか一人では這い上がれなかったので、手を貸してなんとか引っ張り上げました。

幸い怪我がなかったようなので安心しました。


停電で薄暗い家の中へ戻ってみると、もうそこはぐちゃぐちゃ。

あらゆる物が倒れガラスが散乱し、どこから手をつけていいかわからない状態。

結局片付けが終わるまで2週間かかってしまいました。


今、自分の地域はすでに電気も水道も通常に戻り、コンビニやスーパーには以前と比べると少ないけれど物が並ぶようになり、ガソリンもちょっと並べば満タンに入れられるようになりました。


家の片付けは大方終わり、ゴミとなったがれきを処分場に持ち込めばひと段落といったところです。

屋根の修復は見通しがただず、1年後でも無理かもしれないと言う事で、とりあえず応急処置をしたという状況です。


仕事も家の片付けをしながらでしたが、何とかやり繰りしながら進めています。


このように徐々に以前のような生活に戻りつつありますが、気持ちだけはどうしても沈んだままで、今でも続く余震にビクついてる自分がいます。

夜中寝ている時にちょっとした地震でも飛び起きてしまいます。

少し大きいと冷や汗が流れてきます。


家族も無事で、住める家もあるのに情けない。

まっすぐ前を向いて歩いて行かなければならないのにくじけそうになる自分に腹が立つ。


そんな中でも好きなアーティストのブログは毎日チェックしていました。

被害にあった人たちへの応援のメッセージや励ましの言葉を読むと、涙が出るほど感激しました。

家族を亡くしたり、家を失ったり、長く避難生活をして苦しく悲しい思いをしているたくさんの人たちにその想いが伝わる事を願わずにいられませんでした。


自分としても何かできる事はないか考えましたが、募金をすることと、自分の仕事を精一杯やって社会に貢献する事ぐらいしか思いつきません。

仙台は幼少の頃少しの期間暮らしていた事もあり、第2の故郷の思いがあります。

いつか復興した仙台や岩手に行ってみたいと思います。


そして、これから自分はもう被災者ではなく支援者になります。

だから自分も災害にあったたくさんの人たちに応援の言葉をかけてあげたい。


前を向いて共にがんばろう。

今を一生懸命生きよう。


やっと昨日倒れたオーディオや落っこちたスピーカーを元通りに直して久しぶりに音楽を聴きました。

今まで、毎日が暗く沈んだ気持ちでいましたが、好きな音楽を聴いて心が安らぐ思いでした。

やっぱり音楽って素晴らしい。


自分の好きなアーティストの中でも古内東子ちゃんはかなり長くファンでいます。

その大好きな古内東子ちゃんのブログに一曲の歌詞が載せられていました。

その曲は自分としてもお気に入りの曲でしたが、詩を読むと今の自分の心境にピッタリで、ぜひここにも載せたいと思います。


古内東子 アルバム「IN LOVE AGAIN」 2008年10月発売

ウッチッチ音楽日記


歩幅
 作詞・作曲 古内東子

心が全部砕け散ってしまう日が
来てもきっと大丈夫
1ピースずつ時間を掛けて
一緒に拾い集めてあげる

おろしたての靴のように
最初は少しだけ
痛むこともあるから
心配しないでゆっくりでいい
あなたの歩幅で行けばいいだけ
本当はmissing you
会いたいけど少し
遠くから見守っている

目に見えないものを信じられる
当たり前の力をみんな
なくすことも時にはあるけれど
私は、私だけは、ここにいる

まるで地球の果てに一人
残されたように虚しくなったなら
思い出して昔も今も
そのままのあなただから好きなの

いつもmissing you
その笑顔に私は何度
救われたでしょう

終わりがあるものに囲まれてる
私たちのはかない日々は
それでもきっと
何より美しい
いい日もそうでない日も特別

目に見えないものを信じられる
当たり前の力をみんな
なくすことも時にはあるけれど
私は、私だけは、ここにいる