時代の変化 | ザ・バイク・ショップ ヨシカワのシャチョ~のブログ

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バイク屋ですが、バイクとは関係ないことばかり書き連ねてみようと思います。
いや、少しはバイクと関係あることも書くかもしれません・・・
いや、ほとんどバイクのことばっかかもな~・・・

ってか、その前にちゃんと書くのやら・・・

今朝テレビで『きゃりーぱみゅぱみゅ』という、実にタイピングしにくい女の子の特集が組まれてました。
名前は見たことありましたが、おじさんなんで特に気にしてなかったんですが、『ワールドツアーが決まった』そうです。確かワールドツアーだったと思います。違うかもしんないけど。

この『整った篠ラー』みたいな子ですが、どうやら音楽P及びビジュアルPと組んでいるらしく。
音楽Pのほうは中田ヤスタカという人で、Perfumeなどを手掛けてて、自身もミュージシャン。
ビジュアルPのほうは増田セバスチャンという人で、『harajuku』『kawaii』という単語を世界に広めた人のようです。

『youtubeで露出して世に広める』という作戦が功を奏したようで、彼女の真似して踊ってそれを撮影してアップしてる女の子が世界中に続出。でワールドワイドに人気者になり、ツアーが決まったという流れなようです。違うかもしんないけど。

んで思いました。
『この女の子はともかく、音楽Pはなにが欲しいんだろう』と。

世界的に音楽CDが売れなくなってるようです。
youtubeとapple=iTuneが多大な影響を及ぼしたのは間違いないでしょう。
『それを逆手にとって広告として使う』というのは、まぁ誰でも考えそうなこと。
ただ、広告だけで完結できるはずもなく、そのあとには違法DLが待ってるわけです。
ということは、『CDを売りたい(=印税)』という観点からいくと自殺行為なはずですよね。
自分で商品を売れなくしてる、ってかタダで配ってるようなもんですから。

と考えるのは一応バブルを経験した40代の考えなのかな。拝金主義というか、物欲主義というか。
最近『現代ビジネス』というサイトで読んだんですが、最近の若者はお金とか物に固執しない傾向なようでして、『金銭的な面で、たとえば年収が300万円以下になったとしても、表現という意味で歌を毎日歌えたりとか文章を表現して小説を書いたりとか、それで100人に見られているような状態があれば、人としても創造性が開花するという意味ではむしろ幸せなのかなと思います』と言っている人がいたりします。
佐々木俊尚が5人の若者に迫る『21世紀の生き方』第5回「ぼくたちが考える『幸せ』、そして『喜び』」より)

すでに一発以上当ててて、ある程度お金を持ってれば、あとは『名を売るため』とか、もっとシンプルに『面白そうだから』って理由で参画するってのもアリかもしれませんね。
いや、アーティストとしてはそのほうが正解なのかな。『気付いたらお金が後からついてきてた』みたいな。
なによりも『自己を表現し、それを見てもらう』ことが一番ですもんね。

さてバイク屋の私としては、気にせざるを得ないのがいわゆる『若者の車離れ』です。
そういえば蛇足ですが、最近なんでも『~離れ』を付けるのが流行らしく、こないだ『若者の交通事故離れ』というフレーズを目にしました(笑)。

もとい。
車に関しては、免許取るのに金掛かる→車買うのに金掛かる→持ってるだけでも金掛かる。
親が不景気でヒーヒーなのも見てるし、子供達には既に『高価過ぎて手に入れられない物』という認識が出来つつあるようです。
しかも都市部じゃ交通機関が充実してるから、特に必要性も感じないだろしね。地方部はともかく。

『車がステイタスシンボル』だった時代がありました。
わざわざ背伸びしてまで、自分の身の丈に合わないモノを手に入れていた時代。
学生が60回払いのローン組んでバイク買ってもなんとかなってた時代が。
でも今はそうじゃないようです。

必要最低限でなるべく余計な物を持たず、銭金に目の色変えずに、今を楽しむ、コミュニケーションを楽しむ。
そんな時代に、これからはなっていくんだと思います。
いや、もうなってるんだろうな。

なにが書きたかったかよく分からなくなってきた。
着地点を見失ったまま終了~(苦笑)。