前回、私のことについて少々書きました。
そして私が元々は
かなりの自虐史観の持ち主だったこと、
それ故に韓国に迎合的だったこと、
そして慰安婦の強制連行があったと
思っていたことなどを書きました。
そして変化のキッカケは
慰安婦問題でした。
当時は慰安婦の強制連行があったと思っていたのですが、
一向に証拠が出てこない。
それが違和感となって、
慰安婦の強制連行について疑問を持ち、
慰安婦および韓国のことを調べることに
繋がっていきました。
そこで色々な日韓の懸案が
ほとんど韓国側のデタラメである
ことを知りました。
しかしここまでは
まだ韓国に対して好意を持っていました
要は誤解であり、
話し合えばわかってくれると思ったのです。
しかしそうではありませんでした。
決定的なことがあったのです。
その決定的なこと…
それは竹島問題です。
実はかなり以前ですが、韓国人と
竹島問題について話し合ったことがあります。
当時はまだ自虐教育を受けていたので、
韓国人の主張に同調していきました。
と…いうより
竹島問題自体を
よく知らなかったのですが。
そこで韓国人は
如何に竹島(彼らは「独島」という)が
自国領であるかを力説します。
異論をはさもうとする日本人に
食って掛からんばかりです。
その時はそれで終わりましたし、
知識のない私は内容さえも覚えていません。
ただ韓国人が一生懸命なのは
記憶に残っています。
その時の印象は…
「こんな一生懸命いうのだから、
根拠があるのだろうなぁ」
ということでした。
それから10年以上たって、
竹島問題を調べてみると、
韓国側の根拠はゼロだった!
私も調べるまではあれほど強硬にいうのだから、
少しくらい根拠があるのだろうと思ったものです。
4対6か3対7か、
まあ韓国人だから韓国寄りの意見を
持っていて当然だし、
多少贔屓目に見ている部分が
あるとは思いました。
自分の子供は
他人より可愛いと思うように、
大した根拠でなくても
バイアスをかけて見てしまう。
だから何か根拠があると思っていました。
それがゼロ!
この時は韓国人に対する
疑問が湧きました。
どうしてこんないい加減なんだ…と。
根拠もないのに言い張れるんだ?…と。
まったくの嘘でも言い張れるのか?…と。
そしてその韓国に対する異論を言わない
日本の言論界についても違和感が湧きました。
どうして日本人は
韓国人に反論しないのだろう?…と。
あれほど日本政府などに批判している
日本の知識人(と称する輩)が…
どうして韓国には何も言わないのだろうか?
多少言うことは言うが、
日本人に対するより、
時間と労力と情熱が全然違うのです
どうしてか?
そして私がたどり着いた結論が
韓国の反日教育と日本の自虐教育が
共依存しているということでした。
韓国は反日教育をして、必要以上に日本の悪口を言う。
というより日本に対する肯定的な主張ができません。
そして日本は日本で、必要以上に自虐的な行為をする。
この両者が同調して、影響を与え合って、
反日を増幅するのです。
こういうことに韓国人も日本人も
慣れていたのです。
何十年もやっていたのですから。
これまでは日本側も我慢していました。
それは自虐教育を受けて来たからです。
「昔…韓国に迷惑をかけたんだから、
少しくらい我慢しよう。」
ということです。
しかし度重なる韓国側の反日行為に対して、
しびれを切らしているのが
現在の状況ではないでしょうか?
私が主張したいことは日韓関係悪化の原因は、
日本側および韓国側に要因があり、
それを取り除くことがなければ
決して改善しないということです。
日本側の要因は自虐教育による
過剰な贖罪意識です。
それが高じて、積極的に韓国側に
迎合しようという心理になります。
それ以外にも世代的な要因があり、
特に1930年代以降に生まれた世代は
自分の親の世代を批判する“楽しさ”から
極度に日本批判する傾向を持っています。
こういう日本側の要因は時代とともに増大し、
1990年ごろに最大になったと考えられます。
その理由は1930年以降に生まれた人が
大体60歳ごろになり、社会の中枢に
なっていったからです。
政治家でも
経営者でも
大学教授でも
60歳くらいが、
一番強い社会的影響があります。
だから非常に強い自虐的風潮がありました。
現在では少しおさまっている感じがするのは、
インターネットの発達によるものと、
この世代が徐々に社会からフェードアウト
しているからでしょう。
そして韓国の場合は反日教育です。
韓国は初代大統領の李承晩が強力に反日行動を推進しました。
そのため反日が国是という風潮になっていったのです。
「反○○」というのは、面白いことです。
だから昔のドイツの政党も使ったのです。
ユダヤ人差別を!
それを現在でも使っているのは韓国です。
われわれは韓国と関係改善することを
望むべきだと思います。
しかしそれは韓国の言うことを
聞くことではありません。
むしろ韓国を
突き放すべきです。
そしてそれは無批判であることを
意味しません。
韓国がいい加減なことを言ってくれば、
逐一反論するべきです。
これが私の結論です。