ドラゴンゲートに学ぶ組織のあり方 | 夢を叶えるセルフマネジメント 【自活】 ~元歌舞伎町No.1ホストが綴る~

夢を叶えるセルフマネジメント 【自活】 ~元歌舞伎町No.1ホストが綴る~

元歌舞伎町NO.1ホストが仕事やプライベートにおいて「成りたい自分」を手に入れて、夢、目標をかなえるためのマインド、コミュニケーションスキル等、タレント力を高めて人を惹きつけるセルフマネジメント術(自活)のツボを公開。 

こんばんは

セルフマネジメントプロデューサー

メンタルコーディネーター

オフィスノーダウトの斉藤恵一です。




今週号の「週刊プロレス」

表紙には「ドラゴンゲートの人気に迫る」







プロレス大好きの僕ですが、

ここ数年、生観戦しているのは

新日本プロレスとドラゴンゲートくらい。


『エースの役割』
http://ameblo.jp/ken1110/entry-12103098790.html




方やテレビ朝日がテレビ中継している業界のトップ。


一方、ドラゴンゲートは

インディー団体でテレビ中継もない中で

毎年定期的に行われるビックイベントは常にフルハウス

聖地 後楽園ホールのチケットは常にプレミアムチケッット化している。



集客に苦しんでいるプロレス団体がたくさんある中で

この2団体は常に満員。



選手の貸し借りが当たり前とされる現在のプロレス界において

ほぼ自前の選手だけでマッチメークを成り立たせているのはこの2団体だけ。





なぜ、ドランゴゲートに人は集まるのか?



まず特徴的なのが、プロレス界きっての女性ファン率の高さと、

最近では子供のファンの姿が多い。



それもただ偶然ではなく、意図的な戦略によって行われいる。



新日本プロレスのオーナーであるプシロードの木谷さんがよくいう

「すべてのジャンルはマニアが潰すと思ってる」」からすれば

それを体現しているのがドラゴンゲート。



「すべてのジャンルはマニアが潰す - Togetterまとめ」
http://togetter.com/li/863785




それ以外にも岡村社長のリーダとしての戦略と力量が組織を伸ばしているのでしょう。



岡村社長は団体の最古参に当たる選手たちに対して

「将来的に誰にメシを食わせてもらうことになるのか、

そのことを考えて欲しい」と言い続けてきたという。


自我が強いプロレスラーに対して、

個人的な野望よりも団体をいかに未来へとつないでいくかを

プリオリティーの上位に置く考え方を刷り込まれている。



通常、チケットはプレイガイドでの販売が主流な中で、ドラゴンゲートは

選手自ら、手売りでチケットを販売し、顧客管理をしているのだそうです。


他の団体であれば、背広を着た営業マンがやる仕事を選手がおこない、

さらに、会場の設営、撤去まで選手が行っている。


そして、試合が終われば「顧客管理」として

ファンサービスの一環でチケットを買ってくれた方々との懇親会。



なぜ、このような仕組みにしているのかというと、

家族がいる選手も増えてきた中で、その家族を食わせるためには

10年先、20年先のことまで考えていかなければならないから。


引退後のセカンドキャリアというはレスラーにとって切実な問題で、

ドランゴゲートでは、怪我など不測の事態によって引退をせざるを得なかった選手、

入門しながらレスラーとしての適正に合わなかった人間を簡単に切り捨てることなく、

団体のスタッフとして生活を保障している。


しかし、一度プロレスラーとして脚光を「浴びた人間というのは、

いざ裏方ん仕事を任されてもなかなか適応できないケースも少なくないなかで、

現役時代から裏方の仕事を習慣づけられてきたドランゴゲートの選手たちは

そのポジションでもちゃんと活躍できるわけです。


とかく、レスラー側と営業サイドが互いに自分たちの手柄をアピール試合、

不協和音が生じる傾向があるが、ドラゴンゲートはそれも心配無用。




相互理解、相互リスペクトでみんなで団体を盛り上げるという

共通意識によって生まれるの現象がこのドラゴンゲート人気なんでしょうね。




ボクがお仕事させていただいている美容業界と

似たようなところがあると思うのは僕だけでしょうか?



ちなみに一部ではclub HERO'Sの公式テキストと噂の本はこちら。笑




「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」


棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか/飛鳥新社

¥1,500
Amazon.co.jp




プロレス業界のブランディングや組織作りは本当に参考になりますよ 笑





長い下積み生活を経て、ようやくプレイヤーとなるも

トッププレイヤーとして活躍できる期間はそれほど長くなく

セカンドキャリアのあり方も問われるなかで、

組織としてのあり方が、そこで働くキャストの

潜在能力を引き出すのかもしれませんね。


これも一つの「ゴレンジャー理論」



本日もお付き合いいただきありがとうございます。