こんばんは
セルフマネジメントプロデューサー
メンタルコーディネーター
OFFICE nO DoubT 代表 斉藤です。
心理学の中でも有名な心理的行動の1つに、
「ピグマリオン効果」というものがあります。
教育心理学者ローゼンタールが、
学校において教師の期待と生徒の成績の伸びについて実験をしたところ、
『教師が期待すると、学習者の成績が向上する』という結果が出ました。
人は期待されることにより、やる気が引き出されて、
パフォーマンスも上がる、
というのが、「ピグマリオン効果」です。
また逆もしかりで
「どうせできないでしょ」
「無理に決まってる」
「いつもダメなんだから」
そういう言葉と思考を相手に投げかければ
相手の力にブレーキをかけてしまうということです。
きっとあなたも
「どうせお前には無理だ」
「できるわけがない」
と言われるよりも
「期待してるぞ」
「お前ならやれるぞ」
と言われれば嬉しいし
なんだか「やる気」のエネルギーが湧いてくる感じがしませんか。
人は誰でも、他者から認められたい、
という「承認欲求」を持っています。
他人から褒められたり、認められることで、
自分の存在意義は明確となり
「自信」や「やりがい」が生まれます。
誰かひとりでも
自分を心から信じてくれる人がいると
救われるものです。
であるならば、あなたが
その「ひとり」に
なってあげてください。
人は勇気づけられ、自信を持ち、
やる気を取り戻すことができます。
いろいろと注意したり、
アドバイスしたくなる気持ち、
それをぐっと押さえて、
相手を信じて
相手を褒める、
相手を認めることを
心がけてみてください。
相手をありのまま認め褒めること
そして、
相手が必ずできると期待する心
この2つが、人をやる気にさせる
最も効果的な方法だと思いますよ。
その他にもやる気にさせる心理的方法をざっとあげますと
・やったらどうなるかを伝えてモチベーションをあげさせる（ご褒美）
・やらなかったらどうなるかの結末を考えさせる（恐怖を避ける）
・知らないうちに行動を起こさせる（トランス状態に入れる）
・極性反応を利用する（あまのじゃくの心理を利用する
・とにかく、いったん「やる」と本人に言わせてしまう（責任を持たせる）
・興味が持てるように誘導して、本人に「やりたい」と思わせる（好きにさせる）
等です。
是非、参考にしてみてくださいね（＾＾）
本日もお付き合いいただきありがとうございます。