感動しました。
人は理屈でなく感情によって動く。
人生は感情である。
今回のオリンピックを通じで改めて痛感するわけです。
今回も多くの感動を与えてくれているオリンピックですが、
昨日の「なでしこジャパン」の試合は手に汗握る熱戦でしたね。
技術的な事は良くわかりませんが、
試合を見ていると「運」が味方しているのではと思う場面がたくさんあり
次の米国との金メダルを掛けた戦いも期待したいところですね。
キャプテンの宮間選手はロッカーで
「ここにいるみんなと素晴らしいピッチに立てて私はすごく嬉しい」
と演説しイレブンの感情を動かし、
またキックオフ直前には、センターサークルでFW大儀見選手に
「初めて会った時から信じていたよ」と伝え先制点を呼び込みました。
また水泳男子400メートルメドレーも凄かったですね。
今回、個人では残念ながらメダルを取ることができなかった北島選手。
しかし、間違いなくこれまで日本の水泳陣に
「やれば出来る」「日本人でも勝てるだ」と結果を示してきたヒーロ。
第1泳者の入江は、銅メダルに輝いた100メートル背泳ぎ決勝のタイム
(52秒97)を上回る52秒92で北島選手にバトンを渡す。
北島選手も5位に終わった個人種目で、
58秒64と8選手でただ一人の58秒台をマーク。
続いてバタフライの松田選手は、隣を泳ぐ“怪物”フェルプスに
「気持ちで負けない」と食らいつき2位でアンカー藤井選手に引き継ぎ
4人それぞれが力を出し切り見事銀メダル。
レース前、上野広治監督が北島を除く入江、松田、藤井をひそかに集め
「北島康介をこのまま手ぶらで帰らせるわけにはいかないぞ」と話し合ったそうです。
これまで日本競泳会を支えてきた英雄を勝たせたいという「想い」
その「想い」が行動となって、午前中の練習で
スタートがうまくいかない北島選手に助言を送った藤井選手
その「想い」を感じチームに貢献した英雄。
結果的に、戦後最多となる11個目のメダルを獲得した水泳陣。
まさにチームの「想い」がもたらした結果ではないでしょうか。
よく準備8割、実践2割。
練習でできないことは本番ではできないと言います。
確かに、常に100%の準備をする努力は必要ですが、
環境の力で100%以上の力が出ることがあります。
顕在的な力は自分が100%と錯覚している力。
だけど、ライバルや仲間のエネルギーによって、
自分のポテンシャルが弾ける瞬間があります。
良くも悪くも周りのエネルギーは影響するものですね。
そのエネルギーを味方に付ける事ができれば
共鳴現象が起こり、「実力」と錯覚している以上の力が出てきます。
お互いに理解し、お互いに尊重し、お互いに高め合う
エネルギーの向かう方向と大きさを一致させ
「共生」によって潜在的な力が顕在化するわけですね。
今日の男子サッカーも楽しみですね~~~
頑張れ日本!!
本日もお付き合いいただきありがとうございます。