「売り手よし、買い手よし、世間よし」という
近江商人の「三方よし」という経営理念をご存知でしょうか。
ビジネスをうまく発展させていくためには
相手に愛される必要があります。
自分だけではなく、その商品やサービスを購入していただいたお客様と
さらには、社会全体の利益までをも考えた企業や店舗は
市場から愛されないわけがないわけです。
しかし、この世は返報性となっていますから
愛されたければ、まずは愛さなければいけません。
「三方よし」は売り手側の理念ですが
買い手側にとっても大切な理念となります。
混沌とした不況の時代の中で
不況になればなるほど、コスト削減を考えることは必要なことですが
必要以上な強引な値引きは、この「三方よし」の理念を置き去りにしているわけです。
実際こういった企業はバランスを崩し、歪がどこかに現れます。
だから、僕は買い物をするときも、ビジネスにおいても
値切ったりはしないようにしています。
値切るということはビジネスの適正を壊します。
適正ではないといことは
どこかで、誰から涙を呑んでいるわけで、
アンハッピーな人がいるということです。
昔、某大手美容グループの会長様がおっしゃっていた言葉が今でも忘れられません。
「相手に儲けさせてあげるから、愛される。
愛されれば、必ずその恩恵は戻ってくる。」
他社とアライアンスを組んだり
ジョイントするときも必要なマインドです。
自分が先に利益を得るのではなく
まずは相手に利益を先に与える
「先義後利」ですね。
忘れてはならないのは、
お金も夢も人が介在しているということです。
ひとりで勝手にやってくるものではなく
人が運んでくるものです。
人が運んでくるといことは、人間の行動動機を無視してはいけません。
「人は感情によって動きます」
売るときも買うときも
自分の得ばかり考えていては人は遠ざかっていきます。
人が遠ざかれば、同時にお金も夢も遠ざかっていきます。
本日もお付き合いいただきありがとうございます。
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女性モード社美容の経営プラン 7月号が発売となっております。
僕が担当させていただいているコラム
【頭と心のストレッチでサロンは変わる】
もっと成長できるセルフマネジメント
第10回の今回は成功する人の思考回路を検証する その2
ということで、神戸の MARIEN BETH の
谷社長様との対談となっております。
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これからの時代に必要と思われる
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貴重なコメントを頂いております。
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ありがとうございます。
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