今回の100人展 のイベントのひとつ[フォトブック・ワークショップ]作品集づくりを楽しむための写真構成術に参加してきました(*^ー^)ノ

このワークショップでは、隔月刊「風景写真」誌の石川編集長や編集部の方々のアドバイスを受けながら参加者自身が作品集を実際に組んでいきます。


自分は(ネイチャーフォトに関して)デジタルから35mmフィルムに移行した時「最低でも3年間はフィルムで通す」というのを決めました。来年はちょうどその3年目にあたり、ひとつの区切りとして再来年には個人用の作品集の形でまとめてみたいという想いがあるので、時期的には少し早めですが今回のワークショップは作品集作りの勉強にピッタリということで参加してみました(*゜▽゜ノノ゛☆


参加者は7名、、、都内近郊だけでなく他府県からの参加者も!!


作品集作りの作業としては【粗選】→【大まかなセレクト】→【構成】→【構成のブラッシュアップ】→【構成・ページ数決定】→【タイトル決定】と順を追って簡単なレクチャーを鋏みながら実作業を進めていきます。その間ポイントごとに一人々々の作業テーブルに集まって石川編集長、スタッフの皆さん、そして参加者全員で意見交換をしながら自分の視点だけでなく客観的な視点も踏まえて作品集作りを進めていきます。


自分の場合、この2年間は写真に対する「テーマ」や「方向性」というものより「初級者から初心者、そして中級者へ」という考えで撮影をしてきたので、正直なところ作品間に一貫性というものがありません。実際に自分の作品をテーブルに並べて眺めてみると「写真を組む」という部分では作品間にテーマ性が見えずに大変な気がしました(((( ;°Д°))))


構成の段階で「こりゃ難しいゾ!」と困っていところ石川編集長から「○○さん(←私ねw)の作品は色彩感に富んでいますから、四季の時間の流れと色彩感を軸にまとめてみたらどうでしょうか?」とアドバイスをいただきました。今まで「自分の写真の個性って何だろう???」と全く見えていなかったので石川編集長のご意見はとても嬉しいものでした。また逆に四季を意識して構成してみると弱点というか自分に足りない写真の傾向もおぼろげながら見えてきた感じもありました。風景写真誌主催の撮影ツアーで毎回お世話になっている編集部の伊○さんからは「花と水と樹がお好きなんですね~」と言われ「おぉ!なるほど!!」と自分の被写体の傾向(偏り?)も再発見してみたり。


参加者の皆さんは休憩時間も惜しんで作業を進めていきましたが、それでも予定されていた4時間のワークショップは30分以上延長となりました。最後は用意していただいた白本(黒本)に作品を貼付け仮ではありますが皆さんの作品集が完成してお互いに閲覧。皆さんとても素敵な作品集に仕上がっていたと思います。


最後に石川編集長から「作品集の作成というのは、もっと写真の腕が上達してからと思っている方が多いと思いますが、作品集をまとめることで自分に足りないものが見えてきたり、また上達するひとつのステップとなるので、ぜひ定期的にご自分の作品をまとめていかれるのも良いのではないかと思います」というお話がありました。1枚1枚の写真だけでなく、作品全体を通して客観的に見る機会というのは、こういった作品集をまとめる過程にあるのかなと思いました。


今回は良い経験をさせていただいたので作品集作りに向けてまた来年も頑張って撮影に出かけたいと思います( ̄▽+ ̄*)


フィルムをポッケにつめこんで-自分の作品を並べて構成を考える
▲自分の作品を並べて作品集としての構成を考える