量販店のカメラバック売場に立ち寄った時に見たLoweproの新しいカメラザックのデザインがストライクで、一気に物欲が高まりネットでスペックやら使い勝手なんかを調べていました(* ̄Oノ ̄*)


ところで登山の世界ではバックパック(=ザック)を選ぶのにはデザインや人気メーカー云々ではなく身体に合ったモノを選ぶのが基本中の基本。身体にあわないザックは必要以上に肩や腰に負担がかかり疲労してしまうからですね。

カメラザックの場合はどうでしょう?自分の身体に合っているかどうかよりもやっぱりデザインや機材の量、用途に合わせて選んでしまいがちではないでしょうか?カメラ用のザックは登山用のザックと比べると選択肢は多くないので致し方ない部分もありますよね。


先月末の撮影(西沢渓谷)では、いつも以上にカメラザックが重く感じました。身体に合あったカメラザックというわけではないし今回は特にカメラやレンズだけでなく三脚もザックに取付けて背負っていたから余計そう感じたのだと思っていたのですが「登山用のザックを初めて購入する時には詳しい店員さんに背負い方のレクチャーを受けた方が良い」という話を聞き「もしかして自分は根本的にカメラザックの背負い方が間違っているんじゃなイカ?」と思って登山関係のサイトを中心にザックの正しい背負い方というのを調べてみました。


■ザックを背負う時のポイント

1)腰ベルトを腰骨を囲むようにして閉める
2)肩ベルトを合わせて高さとだいたいのザックと体の隙間を調整

3)胸ベルトを閉める(鎖骨から10センチぐらい下が目安)
4)肩ベルトの付け根にある細いベルトでザックと体の隙間を最終調整

※「登山 ザック 背負い方」のようなワードでググってみると参考になるブログやサイトが沢山ヒットしますので興味ある方はぜひ!


ネットで調べてみるとある程度の大きさのザックの場合”腰ベルト”が重要で「肩で背負うのではなく、腰で支えるイメージで・・・」というのがポイントのようです。とりあえず現状のまま空のカメラザックを背負ってみました。すると肝心の腰ベルトの位置がミゾオチ辺り。ていうか全く腰で支えていません(゜д゜;)

腰ベルトは歩行時のザックの左右ブレを防止してくれる程度で「閉めておけば良い」ぐらいにしか思ってなかったんですよね。胸ベルトの位置も相当高いし(鎖骨に近いw)、、、これは相当肩に負担のかかるようなバランスの悪い背負い方をしていた感じです(;°皿°)


各ベルト類をいったん緩めて鏡で映しながら上記の4つのポイントに注意してザックの背負い具合を調整してみました。試しにカメラザックに機材一式を詰め込み、さらに三脚も取付けてフル装備モード(約7kg)で背負ってみるとあら不思議( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚


「軽い」と言ったらウソになりますが、はるかに「楽」に背負える感じがします。これならもう1本ぐらいレンズを追加しても大丈夫そう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


今回は部屋着で調整しましたが本来は撮影当日に着ているモノによっても違ってくると思うので毎回の出撃前の微調整が必要ですね!



そうそう、、、目をつけた新しいカメラザックなのですが正しいザックの背負い方の検証をしているうちに物欲よりも今使っているカメラザックへの愛着が上回って結局購入は見送るコトになりましたwww