ドライブの続き 7 条件反射♡ | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?


ふたりともたまたま黒のパンツに白いソックスで、条くんは黒とグレーのシャツをいつものように重ね着してて、健くんはピンクのTシャツを着ている。


健くんが、目を閉じて唇を尖らせると、条くんがプハッて笑ったから、健くんがまた目を開ける。


健くんが笑ってると今度は条くんが顔を傾けて首を伸ばし、


素早くチュッて健くんの唇を迎えに行った。



健くんは背筋を伸ばして目を開けたまま、突然の条くんからのキスにビクッてなって、

唇が離れると互いに反対の方を向いて照れ笑いする。


「あはははっ…!」


条くんが口を押さえて目を丸くして、


「やらけーなー宝っ」


って俺を見て笑う。


健くんの唇がってこと?



健くんは嬉しそうにそんな条くんを見て笑って、照れ隠しみたいに髪をかきあげて唇を引き結ぶと、ニヤついたまま俯いてしまう。


っていうか、キスの後、目を合わさないふたりがおかしいんだけど…。


「舌入れなきゃダメだろちゃんと!条件反射なんだろ?」


って条件コンビを指差して反撃してやる。



「じゃもっかいしよっか?」


って健くんが笑う。


「やり直し?」


って条くんが肩をすくめる。


ん〜〜ってふたりで唇を付き合わせて、触れた瞬間、プハッて吹き出して顔を離した。


なにやってんだか…。完全にただの酔っ払いだろ…俺ら。