離れ離れになる前に 2 ゆかりサイド | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

先生がキスをしながら腕を後ろにやってシャツを脱ぎ、手早くランニングも脱ぎ捨てた。


久しぶりに見る先生の筋肉質な男らしい体に、ドキドキした。


あたしは、先生の頭に手を伸ばして、少し乱れた髪を直す。


そんなことはお構いなしに、先生があたしを押し倒して、首筋や鎖骨や胸に次々とキスを落としていく。


今度こんなふうに先生にキスしてもらえるのはいつだろう…そう思うと、目に涙が滲んだ。



「先生…起こして」



そう言うと、先生があたしを抱き起こしてくれる。



ベッドの上で向かい合って、あたしは先生の肩に手をのせて、先生の首や胸にキスをする。


手を肩から二の腕、胸、背中と滑らせて愛しい先生の体を撫でる。


先生はあたしの肩にそっと手を置いたまま、黙ってあたしの愛撫を受ける。


あたしは先生の肩にキスをしながら硬い腹筋を指でなぞる。




指先に冷たい金属の感触…。



ベルトを通り越して、ジーンズの上から、先生に触れる。




「あ…ゆかり…」




直接、そこに触れたことはなかった。